プチョン国際ファンタスティック映画祭観客賞受賞作『真犯人』公開決定 衝撃のポスター&予告編も

韓国映画『真犯人』公開決定

 プチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞したミステリー『The Culprit(英題)』が、『真犯人』の邦題で11月27日よりヒューマントラストシネマ渋谷で1週間限定公開されることが決定し、ポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、ある不可解な殺人事件をきっかけに運命を狂わされていく男女の姿を描き、最後まで先の読めないミステリーとして、プチョン国際ファンタスティック映画祭において観客賞を受賞、韓国興行収入ランキング2週連続トップ10入りのスマッシュヒットを記録した。

 監督・脚本を務めたのは、本作が長編初監督作品となるコ・ジョンウク。『花、香る歌』『七年の夜』のソン・セビョクと、『幼い依頼人』『クリミナル・マインド:KOREA』のユソンが主演を務めた。さらに、大ヒットドラマ『ミセン-未生-』『キルミー・ヒールミー』のオ・ミンソク、『雲が描いた月明かり』のハン・スヨンらが集結した。

 ある夜、ヨンフンの妻のユジュンが何者かに殺害される。やがて容疑者として逮捕されたのは彼の親友ジュンソンだった。2人は不倫関係にあったという。事件から半年が経ち、廃人同然の生活を送るヨンフンのもとをジュンソンの妻が訪ねてくる。「夫の無実を証明したい。彼がそんなことをする人間じゃないことはあなたが一番良く知っているはずだ」と言ってすがる彼女を疎ましく思いながらも、ヨンフンはわずかに心を動かされる。2人は本当に不倫関係にあったのか。ジュンソンは今も犯行を否認し続けている。全てを懸けて真実を明らかにする決意をしたヨンフンは、ある男にたどり着く。だが、裁判はまもなく終わろうとしている。焦るヨンフンは、彼を拉致し、拷問を始める。苦痛にゆがむ男の口から語られたのは思いも寄らない“真実”だった。

映画『真犯人』予告編

 公開された予告編は、妻が殺された凄惨な現場から始まる。親友が容疑者として逮捕されるさまや真実をめぐって疑心暗鬼にかられる様子が映し出されている。

 なお本作は、ヒューマントラストシネマ渋谷で行われる特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ2020」内で上映される。

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■公開情報
『真犯人』
11月27日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷「ワールド・エクストリーム・シネマ2020」にて公開
監督・脚本:コ・ジョンウク
撮影:キム・ドンチョン
出演:ソン・セビョク、ユソン、オ・ミンソク、ハン・スヨン
配給:クロックワークス
2019/韓国/5.1ch/100分/字幕翻訳:只腰敦子/英題:The Culprit/G
(c)2019 LITTLEBIG PICTURES & GOM PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.
公式サイト:http://world-extreme-cinema.com/

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