Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』日本語版エンドソングをYOASOBIの幾田りらが担当
Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』の配信日が10月23日に決定し、YOASOBIのボーカル・ikuraとしても活動する幾田りらが、日本語版エンド・クレジット・ソングを担当することが発表された。
本作は、ディズニー・アニメーションの大ヒット作『美女と野獣』『アラジン』『塔の上のラプンツェル』などを手がけたアニメーター、グレン・キーンが初の長編監督を務めるファンタジー・アドベンチャー。幼い頃に亡くなった母から聞いた“月には女神がいる”という伝説を信じ続けてきた科学好きの少女フェイフェイが、伝説を証明すべく自らの手で宇宙船を作って月へ向かう姿を描く。
共同監督を、初監督作となった『紙ひこうき』で第85回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したジョン・カース、主人公・フェイフェイの声をキャシー・アンが演じ、ミュージカル『ハミルトン』で2016年のトニー賞ミュージカル主演女優賞へのノミネート歴を誇るフィリッパ・スーらが脇を固める。
幾田は、今回担当した楽曲「ロケット・トゥ・ザ・ムーン 〜信じた世界へ〜」でミュージカル的な歌唱パフォーマンスを披露。ディズニー・アニメーションが子供の頃から大好きで、プリンセス映画も数多く観てきたといい、「驚きがまず1番でした。幼い頃からずっと見てきたアニメーションをたくさん手掛けられているグレン・キーンさんの作品に参加させていただいて喜びがいっぱいです」と語っている。
また、自分を貫き続ける主人公・フェイフェイの姿に幾田は、「こんなに勇敢な12歳はいないなって思うくらい印象的でした。私も12歳くらいの頃には歌手を志して作詞作曲も始めていたので、夢や目標に向かってチャレンジしていく精神は、フェイフェイと共通する部分があるのかなと思います」とコメント。
幾田自身がネーミングした楽曲の日本版タイトル「ロケット・トゥ・ザ・ムーン 〜信じた世界へ〜」について、「そのまま日本語にするだけではなく、フェイフェイが自分を信じて突き進んでいく力が印象的だったので、その意志を付け加えられたらいいなと思いました」と明かしている。
今回、ソロとしての参加となる幾田は、「YOASOBIの活動では、今回のようにミュージカル調に歌うことはほとんどないので、今回は個人としての成分を乗せることができたかな、と思います。一方でフェイフェイの気持ちも乗せながら歌うところは、YOASOBIの“小説を音楽にする”というコンセプトと似ていて、そこはYOASOBIの経験が生きたかな、と思います」と語った。
グレン・キーン監督は「本当に心がこもったパフォーマンスで、やさしさと強さのバランスが絶妙な素晴らしい歌声です。ブラボー! 幾田さん!」とコメントした。
■配信情報
Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』
10月23日(金)独占配信開始
公式サイト:https://www.netflix.com/jp/
「ロケット・トゥ・ザ・ムーン 〜信じた世界へ〜」
各音楽配信サイトにて、9月25日(水)配信スタート