柴咲コウ×ムロツヨシ×高橋一生が集結 「転・コウ・生」制作統括が見どころを語る
5月8日に放送される『今だから、新作ドラマ作ってみました』(NHK総合)の第3夜 「転・コウ・生」を手がけた制作統括の藤並英樹氏より、コメントが寄せられた。
『今だから、新作ドラマ作ってみました』は、「不安が募る毎日だからこそ、ほっこりしたり、じんわりしたり、腹を抱えて笑ったり……」という趣旨のもと、打ち合わせやリハーサル、本番収録もすべて“テレワーク”によって生み出されたドラマ企画。5月4日に第1夜 「心はホノルル、彼にはピーナツバター」、5月5日に第2夜 「さよならMyWay!!!」が放送された。
5月8日に放送される第3夜「転・コウ・生」は、脚本を森下佳子が手がけ、出演に柴咲コウ、高橋一生、ムロツヨシと、2017年のNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のチームが再集結した。
藤並氏は、「脚本づくりは出演者の皆さんへの取材をもとに、自粛生活の渦中で生きる登場人物たちのリアルな“いま”の気持ちをセリフに込めました。もちろんフィクションではありますが、“いま”を切り取る“ドキュメンタリー”といえるかも? 皆さんの“本音”に耳を傾けてみてください!」と本作の見どころを語る。
完全テレワークドラマということで、ヘアメイク・スタイリングも出演者が自ら担当。「特に柴咲コウさんのおしゃれな衣装、食器、料理、そして特別出演の“ねこ”ちゃんたちは必見! 柴咲さん演じるシバサキコウの素敵なライフスタイルが垣間見ることができます!」と藤並氏も太鼓判を押している。
藤並氏は『麒麟がくる』『おんな城主 直虎』といった作品を手がけているが、それらと真逆のスタイルで作った本作にも大きな手応えを得たという。
「『今だから』伝えたい気持ちがある、『今だから』作りたいドラマがあると脚本家・出演者・スタッフが心を一つにして、創意工夫とサービス精神で困難を乗り越えた結果だと思います。『今だから』という思いの中で瞬発的に作り上げたこのドラマを世の中に届けられたことは、“いま”を切り取りすぐさま視聴者に届けるテレビの特性と新たな可能性を考えるきっかけになりました。『テレビドラマもなかなか捨てたもんじゃないな』。みなさんに、そう思っていただければ、とても幸いです」
■放送情報
『今だから、新作ドラマ作ってみました』
NHK総合にて放送
●第1夜 「心はホノルル、彼にはピーナツバター」
5月4日(月)23:40〜24:10
作:矢島弘一
出演:満島真之介、前田亜季
●第2夜 「さよならMyWay!!!」
5月5日(火)23:15〜23:45
作:池谷雅夫
出演:日向文世、竹下景子
●第3夜 「転・コウ・生」
5月8日(金)23:40〜24:10
作:森下佳子
音楽:宮崎誠
出演:柴咲コウ、ムロツヨシ、高橋一生
写真提供=NHK