加藤シゲアキ、『悪魔の手毬唄』の現場で小瀧望の成長を噛みしめる 「“役者の顔”になった」

加藤シゲアキ、小瀧望の成長を噛みしめる

 なお、今作で加藤と小瀧は3年ぶりの共演。小瀧が「3年も経ったんだぁっていうお話をさせていただいて」と切り出すと、加藤は「僕が言うのも偉そうですけど、こんなに人って成長するんだなっていうくらい“役者の顔”になっていて。その時の役を知っているし、その後の活動も見たこともあるけど、初めて見る小瀧望だったので、是非いろんな方に見てもらいたい」と絶賛。姿勢を正し、伏し目がちに先輩の言葉に耳を傾けていた小瀧は「ありがとうございます」と頭を下げ、喜びをかみしめていた。

寺島しのぶ

 また小瀧は「寺島さんの息子さんの宿題を、僕と加藤くんと生瀬さんの3人でやった」というホッコリ秘話も披露。加藤は「小学生の宿題なのに、(息子と電話中の)寺島さんが迷ってらっしゃって。算数なんですけど、なかなか哲学的で難しくて。電話を一回切って、みんなで話し合った」と語り、寺島も「手伝っていただきました」としみじみ。ところが、加藤が「その時みんなで出した答え、間違ってたらしいよ」と続けると、小瀧は食い気味で「えぇ!?」と驚き、「そうなんですか、ビックリ」と目をまん丸に。寺島が「“間違ってた!”って、すごい怒られた」と笑うと、小瀧は「謝っといてください、ほんまに」と恐縮していた。

加藤シゲアキ(NEWS)

 ここで、手毬とローソクが飾られた真っ赤なクリスマスツリーが登場。加藤は「こんなにミスマッチなことある!?」とつぶやきつつ、「かわいらしいオーナメントじゃなくて、本当のチューリップハットなんですね」と楽しそうにハットをツリーにかぶせると、集まったファンから大きな拍手が巻き起こった。

 最後は加藤が「自分たちが言うのも手前味噌ですが、昨年以上に華やかで豪華で、すごくおもしろい物語。正直怖いと思うけど、それ以上におもしろい。クリスマス前に“おもしろ怖い”を楽しんで」とアピール。作品に反して、温かな空気感に包まれた会見を締めくくった。

(取材・文=nakamura omame)

■放送情報
『悪魔の手毬唄 ~金田一耕助、ふたたび~』
フジテレビ系にて12月21日(土)よる9時15分
出演:加藤シゲアキ、生瀬勝久、中条あやみ、小瀧望(ジャニーズWEST)、大野いと、大友花恋、菅野莉央、六角慎司、森廉、花乃まりあ、柴田鷹雄、木南晴夏、岡田義徳、有森也実、森下能幸、小木茂光、国生さゆり、渡辺大、斉藤由貴、泉谷しげる、中尾ミエ、石橋蓮司、寺島しのぶ、古谷一行 他
原作:横溝正史『悪魔の手毬(まり)唄』(角川文庫)
脚本:根本ノンジ
プロデュース:金城綾香 など
演出:澤田鎌作 など
制作・著作:フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/kindaichi_returns/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「ニュース」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる