『グランメゾン東京』木村拓哉×玉森裕太の師弟関係が復活! 3年前の事件にも新たな動きが

『グランメゾン東京』“師弟”の距離が縮まる

 最後に残されたのはデザート。萌絵と祥平が考えた「モンブラン・アマファソン」をリンダは「C’est magnifique(素晴らしい)」と称賛して帰っていく。リンダの書いた記事にはグランメゾン東京への期待が並んでいたのだが……。

 成功に見えたプレオープンを通じて、自身の未熟さを痛感した萌絵は尾花たちに謝る。「楽勝でつくったなんて嘘です。本当はあのモンブランは平古シェフが必死に努力してつくった料理です」。「私は見た目をつくっただけ」と反省の言葉が萌絵の口を突いて出るが、「このモンブランはお客様を喜ばせた。それがすべて」と尾花は評価する。料理人としての向上心をかきたてられた萌絵は「この店で働かせてください」と嘆願。その言葉を聞いた祥平も「俺はただ単純に美味い料理がつくれていなかっただけ」と初心に帰る。

 過去との再会が新たな扉を開く第4話では、スパイの存在も示唆された。グランメゾン東京に江藤(手塚とおる)の魔手が伸びる。オープンを前にして止まっていた時間が動き出し、3年前の事件にふたたび光が当たる。表向きは尾花や丹後(尾上菊之助)の店を訪ねて来日したリンダの本当の目的も気になるところだ。

 コース料理の最後を締めるデザートが完成し、パティシエを得たグランメゾン東京。かつての仲間たちに新しい顔ぶれも加わり、船出する尾花たちの前にはどんな運命が待っているのだろうか?

■石河コウヘイ
エンタメライター、「じっちゃんの名にかけて」。東京辺境で音楽やドラマについての文章を書いています。ブログtwitter

■放送情報
日曜劇場『グランメゾン東京』
TBS系にて、10月20日(日)スタート 毎週日曜21:00~21:54
出演:木村拓哉、鈴木京香、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、尾上菊之助、及川光博、 沢村一樹
脚本:黒岩勉
プロデュース:伊與田英徳、東仲恵吾
演出:塚原あゆ子ほか
製作著作:TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/

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