ブラッド・ピットが肉体美を披露しアンテナ修理 『ワンハリ』本編映像公開

『ワンハリ』本編映像公開

 現在公開中のクエンティン・タランティーノ9作目の長編監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の本編映像が公開された。

 本作の舞台は1969年のロサンゼルス。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、2人の友情と絆を軸にハリウッド黄金時代の光と闇に迫った話題作。

 本作のプロデューサーであるデヴィッド・ハイマンが「クエンティン作品の中でも極めてユニークかつ最も感情がこもった作品」というだけあって、タランティーノが、実際に自分が育った当時のハリウッド、そしていまや失われてしまったハリウッドを描き、5年の歳月を費やして脚本執筆。常日頃から「映画を10作撮ったら監督を引退する」と公言し、本作はタランティーノの「最後から2番目の監督作」とされていたが、本作完成後のキャンペーン中には「この作品で最後にする」とタランティーノ自身の口から発せられるほど渾身の作品だ。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』本編映像

 本作で、ピットが演じるのは人気のピークを過ぎたTV俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)のスタントマンを務めるクリフ・ブース。映像には、リックにTVのアンテナの修理を任されたクリフが軽やかに家の屋根に登り、着ていたアロハシャツとTシャツをまとめて一気脱ぎをした後のシーンで、御年55歳とは思えぬ鍛えられた体が披露されている。

 また、クリフが屋根の上でアンテナの修理をしようと準備をしていると、隣に住むシャロン・テートが60年代中期から70年代初頭にかけて活躍したガレージ・ロックバンド“Paul Revere & The Raiders”の「Good Thing」のレコードをかける。ナチュラルメイクにTシャツとショートパンツというリラックスした姿で踊りながら、トランクに荷をつめる。シャロンという人物が、プライベートはナチュラルメイクで60年代のポップな音楽に合わせてリズムを刻むような、等身大の女性として描かれている。

■公開情報
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
公開中
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、エミール・ハーシュ、マーガレット・クアリー、ティモシー・オリファント、ジュリア・バターズ、オースティン・バトラー、ダコタ・ファニング、ブルース・ダーン、マイク・モー、ルーク・ペリー、ダミアン・ルイス、アル・パチーノ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト:http://www.onceinhollywood.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/SPEeiga
公式Facebook:https://www.facebook.com/SPEeiga/

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