『映画 少年たち』で発揮されたジャニーズJr.の底力 “名バイプレイヤー”関ジャニ∞ 横山裕にも注目
1969年の初演から半世紀。ジャニーズの伝説の舞台が映画化ーー『映画 少年たち』が3月29日より公開されている。
本作はジャニー喜多川製作総指揮の元、本木克英監督を迎えて、東西のジャニーズJr.が集結。演技はもちろん、歌とダンスを織り交ぜて魅せるミュージカル作品に仕上がっている。公開が始まったばかりの今、作品のみどころを紹介していこうと思う。
映画『少年たち』の原作はジャニー喜多川
原作はジャニー喜多川。1969年の初演から50年の時を経て映画化されるというジャニーズの歴史に残る記念すべき作品だ。1975年以降、上演が途切れていたが2010年に大阪松竹座、東京日生劇場で復活。これまでにKis-My-Ft2やA.B.C-Z、ジャニーズWESTが出演してきた。
今回、映画化にあたって出演するのは、ジャニーズJr.のSixTONES、Snow Man、関西ジャニーズJr.のなにわ男子(西畑大吾)、向井康二(現・Snow Man)、室龍太、Aぇ! groupのメンバーを中心に、HiHi Jets、美 少年、5忍者、宮近海斗、中村嶺亜。さらに、A.B.C-Zの戸塚祥太、関ジャニ∞の横山裕も加わり、これぞジャニーズ映画! という豪華さだ。
物語は2012年の少年刑務所。奈良県にある重要文化財・旧奈良監獄で撮影が行われた。心に深い傷を負い、それぞれの事情で収監された少年たちの葛藤や抵抗、衝突、友情といった若さゆえの衝動と、心の動きを描いている。
赤房をSixTONES、青房をSnow Man、黒房をなにわ男子の西畑大吾、関西ジャニーズJr.の室龍太、彼らを中心にストーリーが展開する。もはや主演という概念が崩れるほど、これでもかという数のキャストJr.が登場する。