『わたし、定時で帰ります。』原作者・朱野帰子、撮影現場で吉高由里子を絶賛 「夢が一つ叶った」

原作者・朱野帰子、『わた定』撮影現場に激励

 4月16日よりTBS系にて放送がスタートする吉高由里子主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の撮影現場を、原作者の朱野帰子が訪れた。

 主演の吉高が演じる主人公・東山結衣は、過去のある出来事でトラウマを抱え、以来「必ず定時で帰る」というモットーを貫くワーキングガール。「仕事は命を懸けるものではない」という思いを持ち、誰よりも集中して仕事を終わらせ、プライベートも大切にする。美味しいものを食べて美味しいと感じるといった“普通の感覚”をきちんと大事にする、32歳の独身OLの日常を描くワーキングドラマとなっている。

 ワーカホリックだった結衣の元婚約者役で向井理、恋人役で中丸雄一、上司役でユースケ・サンタマリアが出演するほか、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、桜田通、江口のりこ、梶原善、酒井敏也、内田有紀が共演に名を連ねる。

 朱野は自身も会社員を経験しており、3月29日には、シリーズ続編となる『わたし、定時で帰ります。ハイパー』の発売を予定している。撮影現場を訪問した朱野は、主演の吉高をはじめ、向井や内田ら、主要キャストが集結するオフィスシーンを見学。「自分が数行で書いたオフィスが想像以上に再現されている…!」と語り、吉高と談笑する場面もあったという。

原作者・朱野帰子 コメント

初めてセットを見学して、原作では数行しか書かれていないオフィスを本当に精巧に創りこんでくださっているのに驚きました。私もこの会社で働きたいと思うくらい素敵で、その中で俳優さんたちが動き回っている光景は、実在の職場を覗いているのではないかと錯覚するくらいリアルでした。続けて撮影も見せていただいたのですが、結衣役の吉高さんも、晃太郎役の向井さんも、他の役柄の皆さんも、原作をはるかに超えて魅力的です。小説とドラマのどっちが先にできたのかわからないという気さえしてきます(笑)。吉高さんという俳優さんに対しては、社会の枠組みには完全に取りこまれずにいて、でも周囲を俯瞰する目も常に持っている人、という印象があって密かに憧れていました。なので、新しい時代のヒロインを描こうとする時はいつも吉高さんのイメージが頭の奥にありました。今回、結衣役を演じていらっしゃるのを拝見して、改めて、夢が一つ叶ったという思いでいっぱいです。視聴者の皆さんも、毎週火曜に、特にたくさん働いて疲れた日は、吉高さん演じる結衣と一緒に上海飯店で乾杯したい、と思うようになるのではないでしょうか。

国を挙げての働き方改革が始まり、4月から新制度や管理システムが導入される企業も多いと思います。でも人の心も、働く状況も、そう簡単には変わらないですよね。ドラマは原作以上に、帰りたくても帰れない人の心に優しく寄り添ったドラマになっていると感じます。
まじめに、一生懸命、働かれている方にこそ観ていただきたい物語です。

■放送情報
TBS系火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』
TBS系にて、4月16日(火)スタート 毎週火曜22:00~放送
原作:朱野帰子『わたし、定時で帰ります。』シリーズ(新潮社刊)
出演:吉高由里子、向井理、中丸雄一、柄本時生、泉澤祐希、シシド・カフカ、内田有紀、ユースケ・サンタマリアほか
脚本:奥寺佐渡子、清水友佳子
演出:金子文紀、竹村謙太郎
プロデューサー:新井順子、八尾香澄
製作:TBSスパークル、TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/watatei/

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