広瀬すず『なつぞら』映像初解禁 、内村光良の語り担当……『紅白』×朝ドラのサプライズを振り返る

 内村と朝ドラと言えば、バラエティ番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』でのパロディコントも恒例になっている。今回の『紅白』ゲスト審査員には、2018年前期朝ドラ『半分、青い。』の永野芽郁と佐藤健、現在放送中の朝ドラ『まんぷく』の安藤サクラが出演。永野、安藤、広瀬が並ぶスリーショットが実現し、内村も興奮を押さえられない様子であった。永野には「パロディでお世話になりました」と感謝を述べ、安藤には「旦那さん捕まりすぎですよ」と『まんぷく』にて何度も捕まっている立花萬平(長谷川博己)について視聴者目線でコメントし笑いを誘う。『まんぷく』の主題歌「あなたとトゥラッタッタ♪」を歌うDREAMS COME TRUEの出演は叶わなかったが、『半分、青い。』の主題歌を務めた星野源が登場。主題歌「アイデア」は、星野が『半分、青い。』のために書き下ろした、人生の苦楽を表現した楽曲だ。2018年9月に放送された『うたコン』に星野が出演した際、永野を目の前で「アイデア」を歌うというシチュエーションはあったものの、永野と佐藤2人が観ている中での「アイデア」の披露は、これが初めてだ。大サビの<雨の中で君と歌おう>という歌詞の部分では、星野が永野と佐藤を一人ずつ指差し、永野が佐藤の顔を見て笑みをこぼす。“鈴愛と律”のエピローグを観ているかのような一幕だった。

 広瀬主演の『なつぞら』は、朝ドラ100作目という記念すべき作品だ。その盛り上がりは、2019年の『紅白』まで続いていくことだろう。有村の時同様に、広瀬は2年連続の紅組司会となるのか。2019年後期朝ドラ『スカーレット』のヒロイン役を演じる戸田恵梨香と安藤、広瀬が並ぶスリーショットにも期待したいものだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

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