『SUITS/スーツ』インタビュー
今田美桜が語る“感謝の年”と変わらぬ感覚 「役に対して、ただただ丁寧に演じたい」
「2018年は感謝の年でした」
ーー充実した1年だったと思いますが、その中で気づいた自分の新たな一面はありますか?
今田:なんだろうなぁ、全然思いつかない(笑)。新しい役もそうですし、新しい方との出会いは色々ありましたけど……。あ、私って、意外とお腹が痛くなりやすいんだなって気づきました(笑)。
ーー(笑)。2度目の月9も、1年前と同じく緊張されたとおっしゃっていましたもんね。緊張感は、まったく変わらないですか?
今田:変わらないですねぇ。今回もキャストの方が皆さん「初めまして」だったので、顔合わせの時は顔が固まりそうでした(笑)。なかなか慣れないというか、緊張しいが取れなくて。少しは治したいんですけど。
ーー先ほど、色々な出会いがあったというお話でしたが、先輩からのお声がけで印象的だった言葉はありますか?
今田:中井貴一さんとご一緒させていただいた時に、「お前は30点台で行け」と言われたことがあって。「100点じゃなくていいんだよ」っていう。その言葉は、どこか楽になるというか、ホッとするところがありましたね。
ーー「がんばりすぎなくていい」ということでしょうか?
今田:それにしても30点台って、かなり低めですよね(笑)。でも、中井さんにはたくさんご迷惑をおかけしてしまったので……。どういう意味だったのかはわからないですが、勝手に良いように捉えています(笑)。
ーーきっと、良い意味ですよ(笑)。今田さんにとって、2018年はどんな年でしたか?
今田:多くの作品に出させてもらいましたが、それぞれすごく刺激のある現場で、いろいろ吸収させていただきました。学園モノでたくさんの方々に名前を知ってもらえたりもして、感謝の年だったなって。来年も女優さんとして、さらにいろんな役ができるようにがんばりたいです。
ーー昨年のインタビューの際、「緊張が“楽しい”に変わることも知ったので、今後もさらに楽しめたら」とおっしゃっていました。あれから1年。演じることが、より楽しくなっていると感じますか?
今田:それは本当に感じますね。同じ女の子でもいろんな子がいるなぁとか思ったり、毎回毎回違う役をやらせていただけるので、すごく楽しいです。
(取材・文・写真=nakamura omame/ヘアメイク=白水真佑子)
■放送情報
『SUITS/スーツ』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00~21:54放送
出演: 織田裕二 中島裕翔 新木優子 中村アン 磯村勇斗 今田美桜 / 國村隼 / 小手伸也 鈴木保奈美
原作:『SUITS/スーツ』 NBC Universal製作
脚本:池上純哉
演出:土方政人、石井祐介
プロデュース:後藤博幸、小林宙
制作協力:共同テレビジョン
制作著作:フジテレビジョン
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/SUITS/
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