大根仁や松江哲明ら、サスペンス・スリラー『ベルリン・シンドローム』に恐怖コメント
4月7日公開のテリーサ・パーマー主演作『ベルリン・シンドローム』に、本作をいち早く鑑賞した各界著名人が絶賛コメントを寄せた。
本作は、女性監禁虐殺事件を題材に、その凶悪殺人犯に理不尽に襲われた被害者の恐怖と戦慄を描いた、メラニー・ジョーステンのベストセラー小説を、『さよなら、アドルフ』のケイト・ショートランド監督が映画化したサスペンス・スリラー。オーストラリア人の女性カメラマンのクレアが、ベルリン旅行中にアンディと名乗る男と出会い、部屋に泊まることになるが、その日からアンディの部屋に監禁されてしまう模様を描く。
主演のパーマーが衝撃的なヌードシーンも辞さず、主人公クレアを体当たりで演じるほか、『THE WAVE ウェイヴ』のマックス・リーメルトがクレアを監禁するアンディを演じる。
今回、映像ディレクターの大根仁、作家の岩井志麻子、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子、ドキュメンタリー監督の松江哲明、漫画家の峰なゆか、様々な分野で活躍する著名人総勢5名がコメントを寄せた。
岩井志麻子(作家)コメント
大好きな人と二人きりの世界で暮らす。これは誰もが一度は夢見ることだが、現実になれば必ず地獄を見る。この映画の男は恐ろしい異常者となっているが、平凡な夢をこじらせた、もとは夢みがちな普通の男だった。そこも怖い。
大根仁(映像ディレクター)コメント
「絶対に怖いから入らないでください!」って入る前から言われているお化け屋敷のような映画。そんなこと言われたら入りたくなっちゃうじゃーん!って入ったら案の定メチャクチャ怖い! しかも途中から映画同様、自分も監禁されている気持ちに!! こんなに一刻も早く終わって欲しい映画は初めて!!!
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)コメント
男の目に漂う闇と、憎しみが凝縮した女の暗い眼差しが呼応し、負の渦が発生。背筋に悪寒がかけぬけました。甘い恋愛感情から深淵の憎悪まで、感情のジェットコースターのようです。
松江哲明(ドキュメンタリー監督)コメント
言葉の通じない異国での「行ってはいけない」と察知する危険信号と、「このまま堕ちてしまおうか」と覚悟する、あの狭間を嫌でも思い出す。
峰なゆか(漫画家)コメント
おいおいなんだよしょっぱなからこの不穏な空気……だから私怖いの苦手って言って……ギャアアアアアアア!!!! でも何コレどうやっても脱出不可能じゃんこの先どうする……ウワァアアアアアアア!!! もう無理助けてヒイイイイイイイイイイ!!!
■公開情報
『ベルリン・シンドローム』
4月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国ロードショー
出演:テリーサ・パーマー、マックス・リーメルト
脚本:ショーン・グラント
監督:ケイト・ショートランド
原作:『Berlin Syndrome 』メラニー・ジョーステン
配給:レスペ
(c)2016 Berlin Syndrome Holdings Pty Ltd, Screen Australia
公式サイト:berlin-syndrome.com