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本郷奏多、“上野さん”は一世一代の当たり役? 『ハガレン』『GANTZ』…影ある美少年キャラが似合うわけ

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 現在放送中のフジテレビ系ドラマ『ラブホの上野さん season2』。ラブホテル・五反田キングダムを舞台に、ミステリアスなマネージャーの“上野さん”と新人バイトから社員に昇格した一条を中心に、モテない男性たちに恋愛指南を行なっていくコミカルな展開と実用性の高さが売りの作品だ。

 元々はラブホテルにまつわるエピソードが綴られたtwitterから話題となり、漫画化されてドラマ化にまで至った本作。昨年の暮れからオンデマンド配信され、今年1月にテレビ放送された第1期が好評だったため、第2期が作られたわけだが、その人気の要因はやはり、主人公“上野さん”を演じる本郷奏多の適役ぶりに他ならない。

『ラブホの上野さん』(c)博士・上野/KADOKAWA・フジテレビジョン

 漫画同様にシュッとした出で立ちで年齢不詳、さらに神出鬼没でドSキャラと、これまで本郷が見せてきた雰囲気にしっくりとハマる。見るからに繊細そうな出で立ちに、鋭い眼光。そして何とも言えないほどに神経質そうなキャラクター。まさに、キッズモデルから始まった彼の長い経歴で、ついに舞い込んだ一世一代の当たり役といってもいいだろう。

 そんな中、前シーズンではドSキャラが中心だった“上野さん”に新たなキャラ付けが進んできている。常連のカフェではパンケーキにメープルシロップをこれでもかと言わんばかりにかけていたり、バーベキューではひたすら飴を舐め続けているという甘党キャラ。さらに、新人バイトの品川佐奈(古畑星夏)に思いを寄せられ、照れ臭そうに逃げる表情といい、なんだか格段と人間らしく見えてきたのである。

『ラブホの上野さん』(c)博士・上野/KADOKAWA・フジテレビジョン

 とはいえ、本郷といえば、映画デビューから金城武の幼少期役、Gacktの幼少期役と、そのルックスのレベルの違いを見せつけた逸材。2005年に公開された映画『HINOKIO』で注目されるようになり、それからも数多くの作品で印象的な演技を見せてきた。『テニスの王子様』の実写映画版では越前リョーマを演じ、『GANTZ』の西丈一郎、そして『進撃の巨人』ではアルミン。

 一貫していわゆる“美少年キャラ”であり、どことなく影を持ったキャラクターを演じ続けてきたのである。そこにきての“上野さん”役で、さらにその“影”に拍車をかけたと考えてもよさそうだ。先日公開された映画『氷菓』では、伝説の古典部員・関谷純を演じ、学生運動に巻き込まれ、見せしめのために学校を退学させられてしまう役を演じた。静かに廊下を歩いていくときに彼から発せられる暗いオーラ。そして、校庭の真ん中で絶叫する場面。たしかにこれは、彼じゃなければ演じることができない、“影”が重要になるキャラクターだったのではないだろうか。

『氷菓』(c)2017「氷菓」製作委員会

      

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