安田大サーカス クロちゃん、恋愛小説もバッドエンドに? リチとの破局で「血の涙を流しながら作りました」
お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが1月28日(火)、都内で行われた恋愛小説家デビュー記者会見に登壇。恋の短編4作を書き下ろした『クロ恋。』について熱く語った。
クロちゃんは『クロ恋。』を書いた経緯について、「去年の2月にバレンタインで出版しませんかというお話をいただいたので、だったらやってみたいと思い作ることになりました。長編一本にしようと思ったんですけど、いろんな要素を入れたいと思ってたら一本じゃ収まらなくなったので、(短編)4本にさせていただきました」と説明。また内容については「映画で好きな『君の名は。』の小説版も読ませていただきまして、『口噛み酒』とかいいなと思ったので、キャッチーな何かを入れられればと思いましたね」と映画からのヒントを得たことを明かした。他にも、キャバクラでの実体験、アニメや漫画など好きなものを色々入れながら本書を書ききったという。
また「4作品作るにあたり、編集の方に全部バッドエンドにしたいと言ったんですよね、リチと付き合っている1年ちょい前なので、ハートフルな時だったんですけど、自分が幸せな分、読んだ人に不幸せな感じを与えたいと思ったんですよね。でも編集の人には止められて、しかもそんなことを思ってたからなのか分かりませんが、プロポーズしたらフラれてしまいましたね……」と『水曜日のダウンタウン』での失恋話に発展。「今回4作品書きましたけど、バッドエンドはダメだと言われたので、実は1作品だけ、プロポーズしてフラれた後に作ってます。
なので、その作品は、この163万4600円の指輪を見ながら、泣きながら、血の涙を流しながら作りました」と指輪を取り出し、涙ながらに熱弁。「どれがフラれながら作ったのか、それも楽しみに読んで欲しいなと思います。本当に泣きました! これってどうなるんですかね? この指輪163万の価値があるんだよって言ったら、もう中古だよって言われたんですけど、リチ指にはめてないから中古じゃないんですよ。この指輪を見ながら悲しい気持ちになったり、申し訳ない気持ちになりながら書いた『クロ恋。』、絶対売れてほしいです! 取り返したいですお金! マジで!」と訴えた。