【ライトノベル最新動向】「SAO」「とある」「ブギーポップ」「魔法科」……電撃文庫が月間ランキングを席巻

 11位以下では、11位のしきみ彰『後宮妃の管理人 九 ~寵臣夫婦が導く先へ~』(富士見)L文庫)が好位置にあって支持の高さを見せている。商家の娘から後宮妃の管理人となった優蘭が直面する困難を乗り越えていくシリーズの最新刊で、夫の珀皓月を含む黎暉大国の外交使節団が巻き込まれた謀略を、どのように打ち砕くかに注目が集まる。

 8月20日発売の山口悟『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…14』(一迅社文庫アイリス)は、「悪役令嬢もの」というカテゴリーを切り開いたシリーズの最新作だけあって発売前から18位に登場。学園を出て魔法省で働き始めても続くカタリナの破滅フラグに挑み続ける日々。いつになったら平穏が訪れるのかを確かめるためにも、読み続けるしかなさそうだ。

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