乃木坂46 6期生、11人全員で挑む初の全国ツアー 二度目の神宮、個々の経験を経て見え始めたそれぞれの色
『乃木坂46 真夏の全国ツアー2026』を8月23日に完走した乃木坂46。6期生にとっては2025年に続く二度目の聖地・明治神宮野球場のステージとなった。そして、10月からは11人で神奈川、北海道、大阪、愛知、福岡の5都市10公演を巡る『6期生全国ツアー2026』がスタートする。2025年2月のお披露目から約1年半。選抜、アンダー、期別楽曲など、それぞれが異なる場所で経験を重ねるようになった6期生は、今度は11人だけで全国を巡ることになる。
復帰と成長、メンバーそれぞれのドラマ
今年の神宮を象徴するエピソードのひとつが、小津玲奈の存在だろう。昨年は学業専念のために活動を休止していた小津にとって今回が初めて立つ神宮だったが、実は2023年の『真夏の全国ツアー』東京公演を、乃木坂46のファンとして客席から観ていたのだという。当時高校1年生だった小津は、信濃町駅で降り、ファンとともに歩道橋を渡り、グッズ販売では1時間並んで初めてペンライトとタオルを購入。スタンド上方から見たペンライトの海や、フロートに乗ったメンバーと目が合ったことまで鮮明に覚えているとブログにも記していた(※1)。それから3年。今度は自らがステージに立ち、フロートに乗り、ファンの笑顔を見る立場になった。乃木坂46を好きになった場所に、自らも一員として帰ってきたという時間の重なりは、その変化を何よりわかりやすく伝えている。
海邉朱莉にとっても、今年の神宮は昨年とは違ったものになっただろう。自身のブログでは、初めて立った2025年の神宮について「あまりの緊張と焦り」で記憶がところどころ抜けていると明かしていた。一方、今年は「6期生11人で過ごせる神宮」であることから、その景色を目に焼き付けたという。最終日を前に、まだ11人で写真を撮れていないことに触れ、「今日『撮ろう』って声かけてみよ!」と綴っていたのも、まだ初々しい6期生らしい空気感が表れている(※2)。
そして神宮初日の8月20日には、4月から活動を休止していた増田三莉音が復帰した。増田は休止中に『真夏の全国ツアー2026』大阪公演を客席から観ていたことを明かしており、そこで目にしたものが自身にとって大きな支えになったという。その後、復帰の場となった神宮について「隣に同期がいてくれること」の大きさをブログに記した(※3)。
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矢田萌華もツアー後に「11人でまた同じステージに立つことができて、本当に幸せだった」と振り返り(※4)、鈴木佑捺は研修生時代から増田とは“地方組仲間”として同じホテルで過ごし、泣いたり笑ったりしてきた関係だったことを明かしている(※5)。約1年3カ月ぶりに6期生11人が同じ舞台に揃った神宮は、初の全国ツアーへ向かう上でも大きな意味を持つステージになった。
6期生は、その活動の中でそれぞれが徐々に自身の役割を見つけてきた。昨年の『新参者 二〇二五 LIVE at THEATER MILANO-Za』では、ペンライトを消した客席へ向けて「君の名は希望」を歌うという静かな幕開けから、「制服のマネキン」では増田、「走れ!Bicycle」では愛宕心響、「おいでシャンプー」では鈴木、「ぐるぐるカーテン」では川端晃菜がセンターに立つ構成に。曲ごとに異なるメンバーの魅力を見せていく形は、現在の6期生の強みにもつながっている。





















