ENHYPEN「本当に自信を持っています」 6人で始める新たな挑戦、8thミニアルバム『THE SIN : BLISS』に表れた成熟

ENHYPEN『THE SIN : BLISS』記者懇談会レポ

 ENHYPENが8thミニアルバム『THE SIN : BLISS』の発売を記念した記者懇談
会を8月21日に開催した。グループのブランドリニューアルを経て、リリースされた今回のミニアルバム。イベントでは、タイトル曲「Bloody Paradise」の映像を公開したほか、作品を貫くストーリーや新たに挑戦したブラジリアンファンク、パフォーマンスのポイントなどをメンバー自ら紹介した。

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

 スタート時間を迎えると、スクリーンにはメンバーの姿と『THE SIN : BLISS』の収録曲が映し出され、まずはフォトセッションへ。その後、JUNGWON、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIがステージに並び、新作への思いを伝えていく。NI-KIは「ENGENE(ファンの呼称)の皆さんに新しい姿をお見せできて本当に嬉しく思います」と挨拶。JUNGWONは7カ月待ってくれたファンへ感謝を伝え、JAYも「ENHYPENのキャリアのなかで最高のアルバムだと誇れるほど、本当にいいアルバム」と自信を見せた。

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

 トレーラーとタイトル曲「Bloody Paradise」の映像を挟み、トークは現在のENHYPENについてへ。JUNGWONは「どんな状況でもステージとパフォーマンスを最優先に考えていました」と、ブランドリニューアルを経ても変わらない姿勢を口にする。今年5月のソウル公演を皮切りに、南米、北米、釜山とステージを重ねてきたことを振り返り、「ENGENEの皆さんからたくさんのパワーをいただきました。そのエネルギーのおかげでカムバックまで本当に一生懸命準備することができました」と話した。

JUNGWON

JUNGWON
JUNGWON

 釜山公演では「Bloody Paradise」をひと足早く披露。JAKEは、正式リリース前の楽曲にもかかわらずENGENEが声援を送り、一緒に歌ってくれたことに驚いたと振り返り、「カムバック前からたくさんの声援と応援をいただいたなかでカムバックを迎えることができて、本当に嬉しく思います」と喜びを語った。

 『THE SIN : BLISS』で描かれるのは、前作『THE SIN : VANISH』から続くヴァンパイアの物語だ。SUNGHOONによれば、恋人とともに逃避を始めた前作に対し、今作ではその過程でさまざまな困難に直面しながらも、一緒にいること自体が祝福だと気づいていき、危機のなかでもお互いへの愛がより深まっていくロマンスを感じられる作品だという。

JAY

JAY
JAY

 JAYも「ストーリーと歌詞、サウンドが有機的に繋がったコンセプトアルバム」と説明。ナレーショントラックや楽曲を収録順に聴くことで、ヴァンパイアや社会を巡るミステリーショーを実際にラジオで聴いているかのような没入感を味わえるとアピールした。

 タイトル曲「Bloody Paradise」は、危険に追われるなかでも愛する人と一緒ならそこが楽園になるというメッセージを込めたブラジリアンファンクのダンスナンバー。SUNGHOONは「大きな動きをメインにした振り付けで、ワイルドながらもグルーヴィーな雰囲気を盛り込みました」とパフォーマンスのポイントを紹介。続いてJAYとNI-KIがステージ上で振り付けを実演し、サビでTシャツの裾をつかんで腰を回す動きや、髪をかき上げる仕草を披露した。

JAKE

JAKE
JAKE

 タイトル曲以外のおすすめを聞かれると、SUNOOは4曲目の「Bad For You」をセレクト。恋人同士の葛藤と切なさを描いたエモーショナルなポップバラードで、「僕たちがポップバラードに初めて挑戦した曲です」と紹介した。デモを聴いた時から何度も聴き、歌いながら練習してきたという。一方のNI-KIは、アルバムの最後を飾る「Highlight」を挙げた。候補曲がいくつかあったなかでメンバーから「ぜひ収録してほしい」と強く意見が出た楽曲だと明かし、「デモを聴いた時から僕たちがステージの上で歌う姿が想像できるほど、ENGENEの皆さんの前で歌いたいと思った楽曲です」と思い入れを語った。

SUNGHOON

SUNGHOON
SUNGHOON

 記者からは、6人体制となって初めて迎えるカムバックについても質問が飛んだ。JUNGWONは「メンバーの数よりも、どうすれば作品としていい結果になるのかを考えていました」と回答。レコーディングでもパフォーマンスでも、作品の完成度に集中しながら準備してきたという。またSUNGHOONは、「Bloody Paradise」を初めて聴いた際にこれまでのENHYPENとは少し違う曲だと感じたと振り返る。『THE SIN : VANISH』のリミックスでもブラジリアンファンクに挑戦していたことに触れ、「今回タイトル曲になって、新鮮で楽しめる曲だと思いました」とコメント。JAKEも、初めて挑戦するジャンルだからこそ「新しい姿をお見せすることができると思いました」と語った。

SUNOO

SUNOO
SUNOO

 さらに、今後のリミックスバージョンの展開について聞かれると、SUNOOは「あります」と回答。「それぞれメンバーごとに一生懸命準備しました。今回のリミックスバージョンにもたくさんの声援を送ってください」と呼びかけ、今後の展開にも期待を持たせた。

 JAYが強調したのは、ブラジリアンファンクをENHYPENならではの形で表現することだった。これまでコンセプトやストーリーラインに力を入れてきたことについて、ファンからは「こういうことをするアーティストはENHYPENしかいない」と言ってもらってきたことを振り返り、「それに応えられるように、僕たちならではの強みを活かして本当に努力して準備しました」と明かす。「今回のジャンルをENHYPENならではの色で表現できたと確信しています」と胸を張った。

NI-KI

NI-KI
NI-KI

 さらにJAYは、今回のアルバム制作期間について、多くのステージやスケジュールをこなすなかで「メンバーたちがたくさん成長したと思いました」と振り返る。以前から強いチームだと感じていたものの、大きなステージやアルバムの準備を重ねる過程で、「時間が経てば経つほど本当に成長するチーム」だとあらためて実感したという。

 活動を通した目標を聞かれたJAKEは、初めてラテンアメリカで公演を行ったことやサンディエゴで開催されたコミコンへの参加を振り返り、「2026年も無事に締めくくることが目標です」とコメント。「この6人で始めるアルバムなので、本当に自信を持っています。これからのENHYPENの姿も楽しみにしていてください」と呼びかけた。

 最後はJUNGWONが「『THE SIN : BLISS』というタイトルのように、本当に祝福のような瞬間を皆さんにも感じていただきたいと思います」とメッセージ。ツアーを経て受け取ったENGENEからのエネルギーを携えながら、新たなジャンルへと踏み出すENHYPEN。6人で送り出す『THE SIN : BLISS』への自信を随所に感じさせる時間となった。

ENHYPEN (P)&(C) BELIFT LAB Inc.

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