水瀬いのり、自由の翼を手に新たな挑戦へ! 「自分がいちばんのファンでいてあげたい」――『Summer Challenger』を語る

志村真白×栁舘周平の化学反応「リフローレセンス」

――3曲目、「リフローレセンス」。これはロック曲で、またガラリと変わりますね。
水瀬:だいぶギラギラとした力のある楽曲です。この曲は1曲のなかで物語が完結しているので、これを聴いたあと1曲目の「Summer Challenger」に戻ると、その余韻とのギャップがすごくて「ちょっと待って!」となるくらいジェットコースター感があります(笑)。聴き終えた後に、受け取ったものがずっしり体に残る1曲になっているなと思います。
――作詞作曲が志村真白さんで、編曲が栁舘周平さん。志村さんは「アイオライト」、栁舘さんは「スクラップアート」を書かれていて、おふたりが共作されている。
水瀬:どちらの楽曲も、タイアップとなっていたTVアニメ『デッドマウント・デスプレイ』(TOKYO MXほか)関連ということで、「アイオライト」と「スクラップアート」が融合して、かつそこに新しさを足した曲になっています。志村さんと栁舘さんの、殴り合いのような、握手のような、己のパワーを最大限に出し合っている感じがすごくて。化学反応がたくさん生まれていて、それを見て私はニマニマしていました(笑)。「自分の好きな人たちが手を取り合って物語を作って、それを私が歌うって、こんなに気分がいいんだ」と思いながら聴いていました。
――おふたりの化学反応で生まれた楽曲なんですね。
水瀬:最初はもう少しきれいめだったんですけど、栁舘さんの編曲によって、ガラスが割れる音が加わったり、過去の繋がりがより一層濃くなって、アレンジで再編成されたような感覚でした。おふたりの持ち合わせる性質がぶつかり合ってこの形になったというのが、なんと美しいんだろうと思いながら歌わせていただきました。
――ラフ音源からどんどん変化していったんですね。
水瀬:どのバージョンがいいかも結構選ばせていただきました。栁舘さんはやればやるほどいろんなことができちゃう人なので、「すごいことになっている!」という時もあるんです。そこが面白くもあり、才能だなと感じます。今回は、志村さんのエッセンスも入りながらの栁舘さんという形だったので、絶妙な落としどころになって、まさにおふたりの共作だなと感じました。
SEKAI NO OWARIのライブで“浴びた”10年前……野外ライブ開催への想い

――この3曲を持って野外に向かっていくわけですが、セットリストを決めるのは悩みそうですね。
水瀬:大体決まってはいるんですけど、皆さんの予想や期待を超えて、いい意味での驚きがあるセットリストにできていそうです。テーマとしては、その日の陽の傾きや空の景色に合わせて楽曲も変えていきたいと思っていて。開演から終演にかけて移ろっていく夏の時間帯――17時台、18時台、19時台と、1時間ごとに世界観が変わって、「同じ会場なのかな?」というぐらい違う感覚を味わってもらいたいです。緩急をつけて、盛り上がるところと聴かせるところの出し引きで、ちょっとみんなを翻弄したいなと思っています。
――野外は日の移ろいの演出も含めて、ホールやアリーナとは違う体験になりそうですね。
水瀬:リハはスタジオでしかできないので、どれくらい野外の環境に圧倒されるのか、まだ少しビビっているんですけど、野外でしか歌えない歌や、そこでしか芽生えない気持ちがきっとあると思うので、それに出会えるのが今からすごく楽しみです。みんなが会場にきてくれたこと自体が1つの思い出になって、10年後とかに、また富士急やコニファーフォレストにきた時に「10年前のいのりちゃんのライブでここにきたな」と思い出してもらえるような、みんなにとって大きなトピックになるといいなと願って準備をしています。「暑いけど、きて本当によかったな」と思ってもらえるライブにしたいですね。
――ちなみに今回、シングルのビジュアル撮影は沖縄でされたそうですね。
水瀬:コニファーフォレストでの野外ライブに向けて、大自然を感じられる場所として沖縄を選びました。ビーチやヤンバルのガジュマルの木があるような、“地球”を感じる壮大なロケーションが私のステージ、というイメージで撮影したかったんです。ライブビジュアルは大自然をバックに、シングルのジャケ写は「これから夏に挑戦していくぞ」という意気込みのジャンプを撮影しました。当日は雨雲が迫っていたのですが、室内撮影の時に雨が降って、外に出ると止むという天候の味方もあって最高の滑り出しになりました。お仕事で沖縄に行くのは初めてだったのですが、素敵なコーディネーターさんに出会えて、食事も景色も本当に素敵だったので、ぜひ皆さんにも聖地巡礼してほしいですね。
――11年目以降、今見えている展望についてもお聞かせいただけますか?
水瀬:10年続けることができたことは、本当にすごいことで、ありがたいことなので、これからは「10年やったので!」というのを枕詞に、もっと自由に表現していきたいなと思ってます。正直10年を迎えるまでは、これまで続けてきたことから外れる勇気が出なかったり、やってみたい曲や挑戦したいビジュアルがあっても、セーブしていた部分もなくはなくて。10年間のファイリングをしっかりできた今、11年目からは、向こう10年間も「毎年違って、毎年いい」「目を離したらまた違うことしてる」と思われるくらい自由にやりたいです。せっかく自分の名前で好きなことができるアーティスト活動をやらせていただいているならば、自分がいちばん楽しくありたいなと強く思っています。どんな時ものびのびと楽しく、自分の音楽のいちばんのファンでいてあげたい。これからたくさん自分の好きなものに挑戦して、ダメならダメでまた切り返せばいいので。不安に思ったり迷ったりする時には、これまでの10年間の思い出を振り返って力にして、挑戦する糧にしていきたい気持ちです。
――今回のシングルとライブをきっかけに、夏を好きになりそうな予感がしますね。
水瀬:でも、まだ、“大敗北”という未来もありますからね。「やっぱり夏はダメだった」という(笑)。
――あははは。でも、トライして、そのうえでの結果であれば、また違った景色が見えるかもしれないので、9月12日、13日の野外ライブ、期待しています。
水瀬:やってみなきゃわからないですし、行動を起こしたという時点で、もうチャレンジは大成功ですよね。挑戦することこそが勝利と言ってもいいのでは、と思っています。皆さんも野外ライブにドキドキしていると思うんですけど、私と同じような気持ちで、「動いたことがすごい!」と思って、気軽に足を運んでくださったら嬉しいです。

■リリース情報
Single『Summer Challenger』
発売中
配信URL:https://inoriminase.lnk.to/Summer-Challenger
販売URL:https://inoriminase.lnk.to/Summer_Challenger_CD_shop
KICM-2174/1,540円(税込)
01.Summer Challenger(作詞・作曲:ヤマモトショウ/編曲:宮野弦士)
02.ハートノフレーバー(作詞:Haggy Rock/作曲・編曲:椿山日南子)
03.リフローレセンス(作詞・作曲:志村真白/編曲:栁舘周平)
※スマートパチンコ機『eフィーバーデッドマウント・デスプレイ 魂神9000』搭載楽曲
※初回封入特典:特製トレカ
■公演情報
『Inori Minase OPEN AIR LIVE 2026 Summer Challenger』
9月12日(土)・13日(日)OPEN 15:30/START 17:00
山梨県 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
<チケット>12,100円(税込)
ファミリーマート先行(抽選)受付
申込受付期間:7月10日(金)13:00~7月27日(月)23:59
https://www.inoriminase.com/news/?id=1796
特典付きアクセスバス&宿泊プラン
申込受付期間:5月20日(水)15:00~
https://www.fujikyu-travel.co.jp/free2/special/inoriminase.html
特設サイト:https://www.inoriminase.com/special/2026/SC/
水瀬いのり オフィシャルサイト:https://www.inoriminase.com/
X:https://x.com/inoriminase
Instagram:https://www.instagram.com/inoriminase_info/
LINE:https://page.line.me/623crfhu
YouTube:https://www.youtube.com/@inori_minase





















