Snow Man、“配信”という届け方で広がる楽曲の魅力 新曲「グッタイム」は日常に溶け込むあたたかな1曲に

 Snow Manの新曲「グッタイム」が、7月6日に配信リリースされた。同曲は、7月4日に放送された音楽特番『THE MUSIC DAY 2026』(日本テレビ系)で初披露された楽曲。放送前日に突如として新曲披露が告知され、当日まで曲名もメロディも明かされないというサプライズ演出も話題となっていた。期待が高まる中で披露された「グッタイム」は、終始ハッピーでポジティブな空気に包まれており、メンバーの自然体な魅力が詰まっていたことも相まって、今のSnow Manらしさを感じさせる楽曲だったのではないだろうか。

 『THE MUSIC DAY 2026』での初披露のステージを振り返ると、会場全体を使いながら観客を巻き込むような演出が印象的であった。メンバーが客席の近くまで移動し、会場全体を一つにしていく姿は、タイトル通り“グッドタイム=楽しい時間”を体現しているかのよう。また、カメラマンや照明、SP、ヘアメイクなど、さまざまな職業に扮したジュニアたちもステージを盛り上げ、楽曲の世界観をより華やかに彩っていた。さらに、メンバー同士が笑顔で目を合わせたり、自然にじゃれ合ったりする姿からは、普段の仲の良さやグループの空気感がそのまま伝わってくる。それらすべての要素が重なったことで、単なる歌唱パフォーマンスではなく、一つのショーとして完成されていたようにも見えた。同曲は“目で見ても楽しめる一曲”というイメージとともに、世に放たれたのだ。

 一方で、音源だけを聴いても同曲の魅力は十分に伝わってくる。同曲は「悩んだり、焦ったり、時には立ち止まってしまう日だってある。そんな毎日に『大丈夫』と寄り添いながら、『大好きな人と一緒』という何気ない瞬間の幸せこそが“プレ味(プレミアム)”だと教えてくれる超ポジティブソング」(※1)と紹介されているように、楽曲全体を通して前向きな空気感が感じられる。とはいえ、伝わってくるのは押し付けがましさではなく、そっと隣で背中を押してくれるような優しさだ。メンバーが代わる代わるマイクをつなぎ、それぞれの個性ある歌声がバランスよく重なり合っているのも魅力だろう。覚えやすく明るいメロディラインは一度聴けば自然と耳に残り、思わず何度も再生したくなる。そして、爽快感のあるサウンドはこれから迎える夏にもぴったりで、通勤や通学、ドライブなど、さまざまな場面で気軽に楽しめそうだ。前向きなメッセージが自然と心に残り、気づけば気持ちまで軽くなっている。そんな不思議な力を持った楽曲と言えると思う。

 そんな「グッタイム」は、“配信”リリース楽曲だ。Snow Manは2024年10月14日に配信した「One」でサブスクリプション&ダウンロード配信を解禁し、2025年8月25日にリリースした「カリスマックス」で初のデジタルシングルをリリースしている。それ以降、配信リリースという届け方も増えてきた。CDを手に取ってじっくり楽しむだけでなく、思い立った時にすぐ聴けるという音楽との距離感も、近年Snow Manが大切にしている部分なのかもしれない。「グッタイム」のようなポジティブで肩肘張らずに楽しめる楽曲は、配信という届け方とも相性が良く、より身近な存在として多くの人の日常に溶け込んでいきそうだ。

グッタイム

 パフォーマンスとして見ても、音源だけで聴いても、それぞれ異なる魅力を感じることができる「グッタイム」。曲中には、〈せーの!〉という言葉を合図に声を合わせられる場面もあり、観客も一緒に楽しめるライブ映えする要素も詰まっている。この先パフォーマンスを重ねるごとに、ライブに欠かせない一曲へと成長していきそうだ。もうすぐ夏本番。今年の夏は、「グッタイム」とともに、明るく楽しい時間を過ごしたい。

※1:https://mentrecording.jp/snowman/discography/detail.php?id=1021588

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