Aぇ! group「皆で最高の景色を見れるように」 新体制初のツアーで誓った夢、ファンと共に歩む不屈の旅路

 4人組アイドルグループ・Aぇ! groupが、全国アリーナツアー『Aぇ! group LIVE TOUR 2026 Runway』を開催中だ。4人体制初となる今回のツアーは、3月7日の愛知公演を皮切りに8都市30公演を巡っている。本稿では7月4日に行われた神奈川・横浜アリーナ公演をレポートする。

圧巻の演出と変幻自在なステージ

 開演前から熱が高まる会場では、3分前から“Aぇコール”が発生。飛行機が飛び立つ音とともに「Again」が始まると、メンバーがゴンドラに乗って天井から登場し、待望の瞬間に会場のボルテージは一気に上がっていく。花道の床全面がリフターになっており、ゴンドラと繋がるという圧巻の演出も。バックスクリーンの周りも満天の夜空のようにキラキラと光り、華やかな幕開けとなった。

 「Break Through」や「Aぇ☆BEAT」では早速トロッコに乗り込み、よりファンの近くへと向かう。見事に揃った大きなコールも響き渡り、コンサートならではの賑やかで一体感のある時間だった。そして「Chameleon」ではがらっと空気が変わり、しっとりとした色気が漂う。「JACKPOT」ではモニターにスロットが映し出されたりカジノ風のセットが設置されたりと、クラシックでお洒落な雰囲気に。曲の終わりに正門良規が4枚のトランプを卓に出すとそこにA、K、A、Nと書かれており次の「AKAN」が始まるという粋で没入感のある演出も炸裂した。

 中盤の「哀結び」ではセンターステージがせり上がり、坂や段のように変化したり、それが床ごと回ったりと、変幻自在に動くステージを使って魅せていく。曲の終盤では赤い花びらが舞い降り、思わず息を呑むような繊細な空間が作り出された。また、グループで初主演を務める映画『おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?』の主題歌である「でこぼこライフ」も披露。身長順に並んで肩に寄りかかるという可愛らしい振り付けに始まり、最後は小島健が隣の佐野晶哉を抱き締めるなど、4人の明るく温かい雰囲気が感じられる楽曲だった。

 バンドコーナーが始まると、まずは「咆哮」で末澤誠也がお立ち台に上がり、炎が吹き出るステージで熱烈に歌い上げていく。花道やセンターステージも使ってファンを煽り、縦横無尽に動き回りながら熱狂の渦に巻き込んでいく様はさながらロックスター。それまでとはまた違ったメンバーの眼差しを感じられるのも、バンドコーナーの醍醐味だ。また、ファンと共に声を出して盛り上がる「Aぇ You Ready?」や、爽快で朗らかな「青春讃歌」もバンドで披露し、激しさや強さだけに留まらない“バンドとしてのAぇ! group”の魅力を最大限に見せつけた。

 最後の挨拶では、佐野は「初日とか個人的に正直めっちゃ怖かったし、そういった状況の新体制のAぇ! groupに前を向かせてくれたのは、紛れもなく、ここにいる“みんな”じゃなくて、あなた、あなた、あなた。一人ひとりです。ほんまにありがとう」と、ファン一人ひとりへの感謝を述べる。末澤は「Aぇ! groupはこれまで、こういうことしたい、こういう場所に立ちたい、公言してきたものは全部叶えてきてます。ということはこれから俺らが色々言っていく目標とか夢も全部叶うであろうと、俺は信じて頑張りたいなと思ってます。まずは、ドーム。やりましょう。皆で最高の景色を見れるようにこれからも頑張りたいと思ってます。これからもAぇ! groupよろしくお願いします」と長いお辞儀をし、強い決意を露わにした。

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