MORE STAR ソロインタビュー Vol.5:高梨ゆな「櫻井優衣さんの言葉で300年は頑張れる」 宝物を抱え、描いた光景を現実に

FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、SWEET STEADY、CUTIE STREETを輩出したアソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」。リアルサウンドでは、第五弾グループとしてデビューしたMORE STARの連載インタビューをスタート。メンバー全員がデビュー前にプロジェクトの次世代メンバーであるKAWAII LAB. MATES(略称:メイツ)として活動し、切磋琢磨の期間を経て、2025年12月12日の『KAWAII LAB. SESSION vol.17』でステージデビューを果たした。
リアルサウンドでは、そんなMORE STARの“今”に迫る連続インタビューを企画(毎週木曜日更新予定)。全員インタビューに続き、ソロインタビュー Vol.5となる本稿では、水色担当の高梨ゆなに話を聞いた。
グループ最年長ながら、デビューメンバーを決める合宿オーディション時点では、KAWAII LAB. MATES加入からわずか1カ月程度。歌もダンスも、芸能活動すらも初めてだった高梨にとって、この合宿に対する意識は、ほかのメンバーと少し違っていた。赤裸々な当時の気持ち、今見つけることができた自分の役割、思い描き続けている“ある光景”まで、エンタメを愛し続けた半生とともに語ってくれた。(編集部)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】
【オリジナル動画】第5弾:高梨ゆな 趣味、特技、尊敬する先輩は?
「この世の創作物は全て面白くて素晴らしい」――幅広いエンタメへの愛

――子どもの頃、どんな子だったと言われることが多いですか?
高梨ゆな(以下、高梨):恥ずかしがり屋の人見知りで、家族以外とあまり話せない子どもでした。幼稚園の年中さんくらいまでは、お迎えで初めてバスに乗るときとかはお母さんの首に抱きついて離れなくて、園長さんたちみんなで引っ張って乗せてもらうみたいな感じで。
――小学生になってからはどうでしたか?
高梨:放課後は部屋にランドセルを放り投げて、サッカーボールを持って公園に行くみたいな、やんちゃな子になりました(笑)。サッカーとか鬼ごっことか、みんなで外でわいわい遊んで。学校の規模が結構小さめで、学年みんなの仲がよかったんです。
――小学校に入ってから変わっていった?
高梨:みんなと顔なじみになってから、だんだんやんちゃになっていきました。中学生からはどんどん大人しくなっていくんですけど、小学生のときはサッカーとかバスケをやって、体を動かすのが大好きでした。ほかにはお習字と、ちょこっとだけフラダンス、あとバスケのクラブチームにも入っていました。
――3つともタイプが全然違いますね。自分からやりたいって言ったんですか?
高梨:全部お姉ちゃんがやっていたから私もって感じで。2人姉妹で3つ上のお姉ちゃんがいるんですけど、好みとかも似ていたりするので、小さいときから大体一緒でした。
――習い事の先生から影響を受けたりもしたんですか?
高梨:そうですね。お習字の先生がすごくお綺麗で、言葉遣いとかも丁寧な方だったので、その影響を受けたかなって。

――勉強はどうでしたか?
高梨:勉強すること自体はあんまり好きじゃなかったんですけど、1回集中のスイッチが入るとうわーってなるタイプで。中学生のときは社会の教科書を自作するみたいなことをやっていました。
――自作?
高梨:社会の先生が、教科書の隅っこに書いてあることとか、すごくひねった問題をテストに出す方で。だから自分で教科書を全部見て、それを自分なりにまとめたもう1冊の教科書みたいなものを作って、テスト対策をしていました。
――それ、かなり時間かかりますよね。
高梨:1日で6時間くらいそれにあてることもありました。でも楽しかったから、勉強としてカウントしていなくて。それが終わってから、あとちょっとほかの教科もやろうってなるくらいで。
――特に社会が好きだったんですか?
高梨:その先生の影響が大きくて、先生が違ったら多分ほかの教科だったかもしれないです(笑)。でもそれくらい社会にはまって、もう教科書を全暗記していたんじゃないかっていうくらいに頭に入っていました。
――勉強やスポーツ以外で好きになったものはありますか?
高梨:小さいときから深夜アニメが好きで。ほかにも漫画や小説とか、音楽もラップみたいなのを聴いたり、アイドルを聴いたり、アニソンとか、ボーカロイドとか、すごく幅広く聴いていました。
――アニメから入っていったんですか?
高梨:そうですね。最初に漫画を読んだのも、「アニメの原作を買ってみよう」っていうのがきっかけで。特に岡田麿里さんが原作の作品が好きで、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(フジテレビ系)とか、『花咲くいろは』(TOKYO MXほか)とか、『心が叫びたがってるんだ。』とか。結構影響を受けやすいタイプなので、サバゲーのアニメを観てやりたくなったり、バレエが出てくるアニメを観て「バレエいいな」って思ったりとか、観るもの全てに影響を受けていました。
――実際にやってみたりしたんですか?
高梨:バレエは授業とかでちょっとやってみたりしたんですけど、思ったようにはできなくて(笑)。サバゲーのアニメは小学生のときに観ていたんですけど、年齢制限があってできなかったから、夏祭りの屋台でエアガンを買って楽しんでいました。

――漫画はアニメの原作以外も読んでいたんですか?
高梨:普通に漫画から入っている作品もあって。今は『シスタレジスタ』とか、あとついこのあいだ『弱虫ペダル』を1巻から99巻まで読破しました。
――音楽はどんなきっかけで幅が広がっていったんですか?
高梨:ボーカロイドが好きで、アニメからアニソンも好きになって。中高生くらいのときに友達の影響でいろいろ幅が広がっていって、マキシマム ザ ホルモンさんとか、SiMさんみたいなロックも聴いちゃったりして。YouTubeの関連動画から広がっていく感じで、気づいたら色々なジャンルを聴いていました。
――かわいいものへの興味はいつ頃からですか?
高梨:かわいいものは昔から大好きで。ただ、お母さんから聞いた話だと、幼稚園のときは『プリキュア』より『ドラゴンボール』のカードゲームをやっていたらしくて(笑)。自分が好きなかわいいっていうのは、ちょっと綺麗というか、お上品なかわいいなんですけど、見るのはどんなかわいいも好きですね。ランドセルの色もラベンダーでちょっと落ち着いた感じのものを自分で選びました。
――カルチャー全般への受け入れの幅がすごく広いですよね。
高梨:そうですね。対極にあるようなものも全部好きで。観るもの、読むもの、聴くもの、この世の創作物が全て面白くて素晴らしいものだと思っているから、全部大好きです。

――アイドルに興味を持ったきっかけは何だったんですか?
高梨:小さいときに『アイカツ!』や『プリパラ』が好きだったのと、TVとかで観て「かわいい」って。ずっと好きで、今もアイドルの歌は聴いています。
――特に好きなグループやメンバー、憧れの人はいましたか?
高梨:最初に「すごく大好き」って思ったのは、超ときめき♡宣伝部さんとか鈴木愛理さんで。憧れの方は、FRUITS ZIPPERさんの櫻井優衣さんです。
――櫻井さんのどういうところに憧れたんですか?
高梨:どの瞬間を見ても、「すごいアイドルだ!」ってなるんですよ。実際にお会いして話してみても、言葉選びが素敵だったりとか、いただいた言葉一つひとつが全部宝物で。本当に心から大好きです。
――お会いしたときはどんな気持ちでしたか?
高梨:ちょっとふわふわした感じで、「今どういう状態なんだろう」って最初は処理できませんでした(笑)。



















