SWEET STEADY、ファンの大歓声とともに咲かせた満開の花 全曲披露、笑顔と涙で彩った結成2周年公演

SWEET STEADY、笑顔と涙で彩った2周年公演

 FRUITS ZIPPER、CANDY TUNEに続くKAWAII LAB.3組目のアイドルグループとして、2024年1月に結成されたSWEET STEADY(略称:すいすて)。彼女たちが、4月4日と5日の2日間、幕張メッセ国際展示場にて2周年記念ライブ『SWEET STEADY 2nd ANNIVERSARY LIVE「SWEET STEP」』を開催した。

 今回のライブは、グループ史上最大となる各日約5000人を動員。さらに、グループ初となる無線コントロール型のペンライトも採用されるという、2周年の節目にふさわしいライブとなった。本稿では、5日公演の模様をレポートする。

 静寂に包まれた場内に舞台裏の7人による円陣の掛け声が聞こえると、会場に集まったすいでぃー(ファンの呼称)はワッと沸く。そして、Overtureを経てついにメインステージに7人が揃い、「カワイイコレクション」がスタート。塩川莉世の「いっぱい声出して、楽しんでいくよー!」の声に呼応するように、観客は特大コールを会場いっぱいに響き渡らせ、7人はパニエたっぷりの新衣装をぽんぽんと揺らし、愛くるしい姿で歌い舞った。

 この勢いのまま「すいすてたいむ」、「おねがいペンタス」、「SWEET STEP」へ。「すいすてたいむ」は、メンバーの名前がこれでもかというほど連呼される自己紹介ソング。観客のテンションをさらに跳ね上げ、より大きなコールを轟かせた。また、「そろそろ、あの呪文唱えたいですよね?」という山内咲奈の合図を受けて披露された「SWEET STEP」は、今まさに大バズリ中の楽曲とあって、会場が一気に高揚。歌詞のそこかしこに刻まれた“呪文”を、すいでぃーも一緒になって唱え、一体感を楽しんだ。

 前半戦の中盤では、トロッコに乗って観客とたわむれたり、センターステージで楽曲を披露したりと、客席側でのパフォーマンスが中心になった。「ぐっじょぶ!」では、7人がセンターステージに円形に並びフォーメーションダンスを見せ、「Sweet Cafe」では、7人のわちゃわちゃにほっこり。客席に近づいたことで、メンバーの砕けた表情が見られたのも印象的だった。

 ちなみに、合間には360度カメラを使って観客のウェーブを撮影する一幕もあった。カメラを構えた栗田なつかが、「スタッフさん、これ撮れてますよね?」と心配しながら、センターステージを中心にしたきれいなウェーブを撮影。ウェーブの先導をした栗田以外のメンバー6人も、満足気な表情を浮かべていた。その後はメインステージに戻り、すいすてにとって初めてとなるユニット曲を初お披露目。音井結衣、塩川、庄司なぎさによる「S.O.S」は、コールがとくにキャッチーだったからか、1日目の披露で覚えた観客がすぐさま実践に移す様子も見られ、メンバーたちを驚かせた。また、奥田彩友、栗田、白石まゆみ、山内による「いぶいぶっ!」も、「『かわいい!』ってコールしてほしい」とのこと。これからの2曲の成長ぶりに期待だ。

 ここまでの歩みを振り返るアニバーサリームービーを挟み、ブーケをモチーフにした衣装に着替えた7人が再登場。「なりたい私」「ハートの魔法」を続けて披露し、彼女たちがこの2年間で体感した“夢に向かい走り出すワクワク感”を会場いっぱいにあふれさせた。しかも、直後には「Call me, Tell me」を畳み掛け、特大コールは増幅するばかりだ。これには、ステージ上の7人もうれしそう。山内の「盛り上がっていくぞー!」でさらに観客を煽り、「ワガママ」「ミチシルベ」というクールな2曲に熱狂。初披露の新曲「ガーベラの花のように」へと続けた。塩川から「振りが強い」「大人っぽい」と称される同曲。〈縛られたままではいられない〉〈ガーベラのように咲き誇るの〉という力強い宣言も印象的で、すいすての新章の幕開けを告げるパフォーマンスとなった。

 こうして、ライブは終盤戦へ。光を取り込んだ宝石のような、きらめく照明のなかでスタートした「ダイヤモンドデイズ」、トロッコの上で笑顔を咲かせながら披露した「なんてねっ!」といったキラーチューンで場内のボルテージをますます引き上げると、ライブはついにクライマックスへ。背面モニターに、メンバーからすいでぃーへの感謝のメッセージを映し出してから「始まりの合図」、「SWEET BLOOM」、そして結成2周年アニバーサリーソング「Melodies」を続けて披露した。2年前に始まりを告げたすいすてが、見事に咲き誇り、自分たちだけの音楽を奏でる――。そんな、彼女たちの物語を追体験するかのようなひとときに、会場全体がどっぷりと浸った。本編ラストは「ファンファーレ」。7人は、目を合わせたり手を繋いだりと思い思いに歌い上げ、この先の未来に思いを馳せた。

 こうして、ライブ本編で全持ち曲を披露したすいすての7人。アンコールでは、「SWEET STEP」「Melodies」「始まりの合図」を再び披露し、3年目の覚悟と希望を堂々たるパフォーマンスで表した。「Melodies」歌唱後には、8月23日にぴあアリーナMMにてワンマンライブを行なうと発表。メンバーにも知らされていないサプライズだったようで、驚きと喜びから塩川は涙。白石ももらい泣きし、「始まりの合図」歌唱中には塩川と奥田が抱き合って目をうるませる姿も見られた。

 「今年のはじめに、『いつかアリーナに行けたらいいね』と言っていたんです」と満面の笑顔で語ったのは、庄司。夢を歌い、夢を形にしていくSWEET STEADYが、またひとつ大きな夢を叶えようとしている。3年目の夏、7人は一層華やかに咲き誇る。

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