INIらしさを見つめ直す“革命”のステージ ドーム公演を映したライブフィルムならではの発見
INIのライブ映像作品『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE] – LIVE FILM』が、3月27日から全国公開される。本作は2025年9月13日、14日、15日に愛知・バンテリンドーム ナゴヤで開催されたINI史上最大規模のドーム公演『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]』を映画化したもの。通常版のほか、SCREENX、4DX、ULTRA 4DXの各種ラージフォーマットでも同時公開となる。
INI、二度目のドームのステージで掲げた“革命”
『2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE]』は、全国5都市を巡ったアリーナツアー『2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]』の追加公演にあたる。タイトルには「INIならではの方法で導く新たな革命の場所」の意味が込められ、バンテリンドーム ナゴヤ公演は革命の最後のひとかけらを埋めるライブとして位置付けられていた。
YouTubeでも公開されている予告編は、尾崎匠海の「僕たちはこのマイクで歌い続けるので」という声から始まる。2024年2月に開催された京セラドーム大阪以来二度目となったこのドーム公演が、彼らにとっていかに大きく、そしていかに覚悟を決める場所であったのかが伝わってくる。YouTubeのコメント欄に綴られた「もう一度あの感動を味わえるなんて嬉しい」「楽しみ」といった言葉からは、MINI(INIのファンの呼称)にとっても忘れられない時間だったということが伝わってくる。
INIは、バンテリンドーム ナゴヤ公演終了後、ライブの様子が垣間見える映像「2025 INI LIVE [XQUARE - MASTERPIECE] Thanks for Coming」をYouTubeに公開。INIメンバーの気迫溢れるパフォーマンスと美しいシンクロに目を惹かれるが、実際にライブを観た筆者の印象に残ったのは、ユニットコーナーだった。
尾崎と佐野雄大は、それぞれのメンバーカラーであるオレンジとピンクの空間で、花束を持ちながら「YOU IN」を披露。木村柾哉、後藤威尊、髙塚大夢、田島将吾は、バンドスタイルで「AMAZE ME」をパフォーマンス。ベースに初挑戦した後藤は、この日のために数カ月にわたって練習を重ねていたと、後日『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM)内のコーナー「INI LOCKS!」で明らかにしていた。車に乗って登場した池﨑理人と許豊凡は、センターステージに姿を現した松田迅と「Busterz」を、バイクに乗って登場した西洸人と藤牧京介は、“西牧”と書かれたスタジャンを着用して「Dirty Shoes Swag」を歌い上げた。メンバーそれぞれの色が映えるユニットコーナーも含め、今回上映されるライブフィルムでは、音楽番組や生配信ではなかなか見ることのできないメンバーの一面が発見できるかもしれない。
今見つめ直す“INIらしさ”
INIの魅力を考える上でライブの存在は欠かせないだろう。特に『2025 INI 3RD ARENA LIVE TOUR [XQUARE]』ツアーはメンバー自身も演出制作に参加しており、より“INIらしさ”が光るものになっている。彼らが考える“革命”とは何だったのか――。ついに放送が始まる『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』(Lemino)を通して、後輩グループが誕生するのを目前に上映される今回の映画は、その答えを浮かび上がらせ、改めてINIらしさ、INIならではの魅力を考えるきっかけになるはずだ。
























