いきものがかり、デビュー作『SAKURA』から20年 路上から世界へ、SNSや世界で再評価され続ける理由

 本日3月15日、いきものがかりがメジャーデビュー20周年を迎えた。

 2006年3月15日に1stシングル『SAKURA』でメジャーデビューしてから、いきものがかりは20年にわたって日本の音楽シーンを彩り続けてきた。その節目を祝う形で、3月14日、15日には初の主催フェス『超いきものがかりフェス デビュー20周年だよ!! ~ありがとうって伝えたくて~』を千葉・LaLa arena TOKYO-BAYにて開催。槇原敬之、ゆず、スキマスイッチなど、いきものがかりと縁のあるアーティストが集結し、20年間の感謝を届ける祝祭が繰り広げられている。

国や時代を超えて愛され続ける「ブルーバード」

 いきものがかりは、小学校からの同級生だった水野良樹(Gt/Pf)と山下穂尊によって1999年に結成された。その後、吉岡聖恵(Vo)が加入し、3人組音楽グループとして活動をスタート。デビュー前は、地元である厚木や海老名といった小田急線沿線で路上ライブを重ねてきた。

いきものがかり 『SAKURA』Music Video

 彼らの名前が広く知られるきっかけのひとつとなったのが、2008年リリースの10thシングル『ブルーバード』だ。表題曲はTVアニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』(テレビ東京系)のオープニングテーマとしてヒットし、「オリコン週間シングルランキング」初登場3位を記録(※1)。シングルでは初のTOP3入りを果たした。その後も、『第76回NHK全国音楽コンクール』中学校の課題曲「YELL」や、江崎グリコ「ポッキー」のCMソング「じょいふる」などで注目を集め、幅広い世代から支持される国民的ポップスグループとしての地位を確立していく。2010年には、連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(NHK総合)の主題歌として書き下ろされた「ありがとう」が大きな反響を呼び、同年にリリースされたベストアルバムは自身初のミリオンセラーを達成した。

いきものがかり 『ありがとう』Music Video

 2017年には“放牧宣言”と題した約2年間の一時活動休止を経て、2021年には山下がグループを脱退。現在は吉岡と水野による2人で活動を続けている。

 近年において象徴的なのが、「ブルーバード」の再評価だろう。同曲はアニメとともに海外へと広がっていき、2020年にSpotifyが発表した「海外で最も再生された国内アーティストの楽曲」で4位、翌年も同部門の9位にランクイン(※2、3)。2023年発表のコラボレーションアルバム第1弾『いきものがかり meets』で歌唱しているyamaを筆頭に多くのアーティストにカバーされており、リリースから20年近くが経つ今も根強い人気を見せている。

いきものがかり 『ブルーバード』Music Video

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