ブルーノ・マーズ『The Romantic』リスニングパーティーレポ コラボカフェが提供する“五感”で味わう世界観
2月26日、渋谷の3会場にてブルーノ・マーズの最新アルバム『The Romantic』(2月27日発売)のリスニングパーティーが開催された。本稿ではSHIBUYA TSUTAYA会場の模様をお届けする。
世界的な大ヒット曲の数々はもちろん、ドン・キホーテとのコラボレーション、東京ドームに鳴り響いたAKB48「ヘビーローテーション」のカバーに至るまで、この日本にも常に大きな熱狂をもたらしてきた世界的スター、ブルーノ・マーズ。だが、きっと、2026年こそが真の“ブルーノ・イヤー”になることは間違いないだろう。3rdアルバム『24K Magic』の発売から約10年を経て、遂に最新作の登場である。
アルバムのリリースこそ久しぶりだが、この10年においてブルーノの話題が途絶えることはなかった。特に近年では、昨年の年間全米チャート1位を記録するメガヒットとなったレディー・ガガとの「Die With A Smile」や、SNSを中心に一大旋風を巻き起こしたROSÉとの「APT.」で大きな存在感を示し、この日本でも2024年に開催された7日間に及ぶ東京ドーム公演をソールドアウトさせるという破格の人気ぶりを見せている。今回のイベントにも(直前の告知にも関わらず)多くの応募が集まり、新作への期待の高まりを証明していた。
会場となったSHIBUYA TSUTAYAでは、現在、新作のリリースを記念したコラボレーションカフェ「BRUNO MARS CAFÉ」を開催中(2月27日〜3月15日/チケット制)。今回のイベントもこのコラボカフェ内で実施され、当選した40名のファンたちは、壁一面に大きく掲示された新作のアートワークやブルーノの特大パネル、収録楽曲の和訳詞、モニターに投影されたMVといったさまざまな装飾に囲まれながら、全身で“ブルーノ・ワールド”に浸ることができた。
多様なファンベースで知られているブルーノだが、この日集まった参加者についても老若男女を問わず幅広い層が集まり、なかには自作のグッズを持参するという熱心なファンの姿も見られた。談笑したり、記念撮影をしたりとリラックスしたムードで迎えたリスニングパーティーだったが、アルバムの1曲目を飾る「Risk It All」の歌声が響いた瞬間、場の空気が一変し、一様に息を呑んだ。『The Romantic』というタイトルが示すように、これまでの作品以上にブルーノのスウィートで情熱的な側面が色濃く投影された本作。それを象徴するあまりにも美しい歌声に、誰もが一瞬でその世界へと引き込まれてしまったのである。
時にはうっとりするほどにメロウに、時には弩級のファンクネスを炸裂させたりと、自身の魅力を余す所なく発揮する新曲群が次々と飛び出していくと、序盤はどこか緊張感のあった会場に、徐々に上質で心地良いムードが広がっていく(ビートに合わせてつい身体を揺らしてしまうファンも、どんどん増えていった)。今回のイベントでは、コラボカフェのメニューとして提供されるオリジナルドリンク(全6種)を飲みながらアルバムを聴くことができたのだが、作品の世界観を表現しているということもあって、その相性はピッタリ(コラボカフェではほかにもチーズハンバーガーやガトーショコラといった、オリジナルのフードメニューも販売される)。筆者はアルバム全体をモチーフにした「THE ROMANTIC ~ローズ&ピーチティー~」をチョイスしたのだが、艶やかなローズの香りと爽やかでスウィートな風味は、特に「Why You Wanna Fight?」といったバラード系の楽曲と抜群の親和性を発揮していて、心の底から癒やされるような感覚を味わうことができた。
また、今回の作品は全体的に開放感に満ちた仕上がりとなっており、録音に関しても突き抜けるようなギターソロや、軽快なカウベルの音色、指先の動きまで伝わってくるようなドラムの響きなど、非常に抜けの良い音像になっている印象を受けたのだが、これが広々としたカフェスペースにとても良く映えていたのである。実際、今は帰宅して自宅の環境で『The Romantic』を聴きながらこの原稿を書いているのだが、どうしても「また、あれくらい大きな場所で聴きたいなあ」と思ってしまう。コラボカフェでは、営業時間中、新作の楽曲がBGMとして流れる予定とのことなので、その点でも行ってみる価値があるのではないだろうか。
リスニング終了後の興奮冷めやらぬ会場では、限定グッズが当たる抽選会も実施。当選者にはトートバッグやTシャツがプレゼントされ、全員にポスターが配布された。ちなみに、公式マーチャンダイズについてはコラボカフェ内でも実際に販売される予定とのことだ。
今回のイベントは、ブルーノがこれから新たな最盛期を迎えようとしていること、何より、ファンもまた、その瞬間を心待ちにしていることを(充分すぎるほどに)実感する最高の機会となった。初めて聴いた『The Romantic』の出来は「素晴らしい」の一言で、これからさらに聴き込んでいくのが楽しみでならない(この日の司会を務めていた、ワーナーミュージックのスタッフの方も「最高傑作」と太鼓判を押していた)。
恐らく年内のブルーノの動きに関しては、4月から開催予定の北米・ヨーロッパツアーが中心となる可能性が高いが、この数年の活動を見ていれば、来日公演が実施されないことの方が不思議である。きっと、またすぐに会うことができるだろう。2026年もブルーノ・マーズ尽くしの一年になりそうだ。
■リリース情報
『The Romantic』
発売中
配信リンク:https://wmj.lnk.to/BM_TR
<ジャパン・リミテッド・CD>
価格:¥3,300(税込)
品番:WPCR-18808
・日本独自ジャケット・アートワーク
・日本盤のみジャケット・ステッカー封入(初回生産分のみ)
・歌詞・対訳付
<ジャパン・リミテッド・LP>
価格:¥6,600(税込)
品番:WPJR-10069
・日本独自ジャケット・アートワーク
・歌詞・対訳付
購入リンク:https://wmj.lnk.to/BM_TR_JP
■関連リンク
海外公式サイト:https://www.brunomars.com/
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