Appare!、6人から9人体制へーー結成10年目の再出発 玉屋2060%・堀江晶太提供楽曲と刻む新しい未来

Appare!、結成10年目の再出発

 2025年1月、悲願の日本武道館ワンマンを成功させたAppare!。メンバーの卒業と新メンバー3名の加入を経て、グループは今、9名による新体制として新たなスタートを切った。2月25日にリリースされる2ndメジャーシングル『きにしないっ!』は、表題曲を玉屋2060%(Wienners)、カップリングの「トゥモローアゲイン」を堀江晶太が手掛けるという、盤石の布陣による1枚となっている。

 今回の9名全員インタビューでは、新曲に込めた想いや個性溢れるMVの撮影秘話、新メンバーの初々しい決意、さらには結成10周年を控えた彼女たちの“10年前と現在”を深掘り。次なる大きな夢へ向かって走り出す、Appare!の現在地に迫る。(編集部)

9人体制の幕開けは玉屋2060%節炸裂の“究極ポジティブソング”

ーー2月25日リリースの2ndメジャーシングル『きにしないっ!』は、新体制Appare!にとって初の楽曲になりますね。

朝比奈れい(以下、朝比奈):はい。新曲「きにしないっ!」は、これまでもたくさんお世話になってる玉屋2060%さんが作ってくださった、タイトル通りのポジティブソングです。日々の小さな失敗や誰にでも起こりうる小さなミスとかを歌ってて、「でも気にしないで生きていこうね!」っていう前向きな元気の出る曲になっています。

Appare!(撮影=堀内彩香)

ーー「きにしないっ!」の推しポイントを教えてください。

朝比奈:歌詞で「まあいいか」ってことをたくさん言ってるので、聴いてるだけでいい意味で楽な気持ちになれるんです。シンプルにそこがお気に入りですね。

七瀬れあ(以下、七瀬):2番の歌詞でひとりずつ失敗エピソードを言っていくところです。事前に送った私たちの実体験が採用されてるんですよ! 私、電車の乗り過ごしや逆方向に乗っちゃったりってことが結構あって、そのエピソードが歌詞に採用されて自分の歌割りになったんです(笑)。そういう失敗談は共感してもらえると思うので、聴いてても面白いんじゃないかなと思います。

藍井すず(以下、藍井)9人体制のスタートが、明るくみんなの背中を押すようなAppare!感全開の曲で本当によかったなと思ってます。あと、MVも初めて9人で撮ったんですけど、メンバー各々の個性が出てるし、9色あるとすごくかわいいなって思いました。しかも、巨大扇風機でゴミを飛ばされながら風に当たって撮影するっていうなんともAppare!らしいMVになったので(笑)、ぜひ観ていただきたいです。

橋本あみ(以下、橋本):私は〈うっかり がっかり ちゃっかり のんびり 色々あるわ 人間だもの〉というソロパートがお気に入りポイントです。私自身、めちゃドジなタイプで(笑)。でも、「それでもいいんだ」「気にせずに日々を過ごしていけるんだ」っていうのを、この曲に教えてもらいました。やっぱり、なんかやらかすと落ち込むんですよ。でもこの曲を聴くと、「まあいいか」と思えて、自分的にもすごい助かってます。

藤宮めい(以下、藤宮):今回、それぞれが楽しい歌い方をしてるのがすごく印象的です。〈ああやらかしちゃった〉みたいなフレーズが3回出てくるんですけど、全部歌い方が違って、ファンの方がそれぞれお気に入りのとこを教えてくれるのが嬉しいです。ライブではまた違った歌い方をしたり、いろいろ遊べて楽しめるのがお気に入りポイントです。

永堀ゆめ(以下、永堀):私は、サビの〈一切合切君次第〉とか〈まあいっか いいや いいさ〉とか、早い言い回しや韻を踏んでる“THE・玉屋さん節”がいろんなブロックで聴けるのが好きなポイントです。早口はちょっと苦戦はしましたけど、歌ってて楽しいです。

北野あむ(以下、北野):この曲は、本当に背中を押してもらえる歌詞なんですよ。私は新メンバーとして入ったばかりでわからないことや失敗がたくさんあって、ちょうどその時にこの曲のレコーディングがあったんです。歌詞を見て、自分自身めちゃくちゃ励まされました。なので、自分が励まされたように、いろんな方に刺さってほしいなという気持ちで歌いました。

森川なつ(以下、森川):2番の〈気にしないで生きていこう〉って歌ったあとに、みんなでポーズ対決みたいなのをし合う振りがあるんです。「みんなとポーズ揃うかな?」と思ったり、メンバーと目を合わせたりするのが楽しいですね。遠征した時は、たこ焼きポーズとか各地に合ったポーズをしたりっていうのも推しポイントです!

坂本りさ(以下、坂本):私は最後のクライマックスが大好きで、「よし来るぞ!」って感じで自分も踊り出すんです。れいちゃんの〈気にしないで生きていこう〉というパートのあとに曲調が広がって、どんちゃん騒ぎみたいな世界観に変わっていくのがお気に入りポイントです。

【MV】Appare!「きにしないっ!」

ーーMVもカラフルで賑やかで、“Appare!らしさ”全開ですね。撮影エピソードも聞かせていただけますか?

七瀬:今回、MVに初めてライオンが出てきたんですよ! かわいいキャラみたいな感じじゃなく、リアルなお顔のライオンでびっくりしました(笑)。アイドルのMVであまりライオンは出てこないし、しかも出番多いし、なんならソロカットまである(笑)。そういうのも、Appare!感があって面白いですね。

坂本:サビで巨大扇風機で新聞紙とかが吹き飛んでくる中でみんなで踊るんですけど、すずちゃんだけ顔にビニールがバーンって被ってきて、それがめっちゃ面白くて……やっぱりすずちゃん天才だなと思いました(笑)。

藍井:もう、あの日は笑いの神が舞い降りてましたね(笑)。

森川:しかも、サビが進むに連れ飛んでくるものがどんどん増えてきて、ラストサビはテニスボールとかまで飛んできたんです(笑)。あまり見たことのないMVになって、撮影もすごく楽しかったです。

ーーでは、カップリングの「トゥモローアゲイン」についても聞かせてください。

朝比奈:「トゥモローアゲイン」は明るい曲調で、歌詞は「これからもみんなで一緒に走っていこうね」っていう、未来に繋がる曲になってます。

藍井:ずっとお世話になっている堀江晶太さんが作曲してくださった、ゆっくり聴かせる曲なんです。一緒に歌ったり手を振ったり、ライブの一体感も見える、とても温かい気持ちになれる素敵な曲です。

橋本:Appare!は昨年日本武道館ワンマンを終えて、新体制になってまた次の夢へ走り出すタイミングなので、「トゥモローアゲイン」はそんな今の私たちにぴったりな曲だなと思います。一人ひとりのソロパートが長めで歌声がちゃんと聴けるし、「きにしないっ!」とはまた違ったAppare!を見てもらえるなって思ってます。

北野:この曲は、〈果てない地図を広げよう〉というフレーズや、夢の詰まったカバンを持って旅に出るような歌詞が多いです。私たち新メンバー3人は加入させてもらったばかりなので、「これから9人で新しい未来へ出発するぞ」って気持ちを込めて歌いました。

武道館を経て次なる夢は横アリへ、ファンから夢を掴んだ3人の新体制を歩み

──ではここからは、新体制になったAppare!の話題に触れていきたいです。まず、昨年からのグループの歩みを聞かせてもらえますか。

七瀬:昨年2025年1月29日に日本武道館でワンマンライブを開催させてもらって、その時に、次の目標として「横浜アリーナでのワンマンライブを目指します」と宣言したんです。そのあと4月に工藤のかちゃんが夢を叶えるためにAppare!を卒業して、6人体制での活動と並行して新メンバーオーディションの開催を発表しました。もっと皆さんと一緒に素敵な景色を見に行くために、パワーアップした姿を見せたいという想いでの決断でした。そして10月に新メンバーオーディションで巡り合った3人のメンバーの加入が決まって、11月8日にこの9人体制のAppare!をお披露目しました。

ーーそれでは新メンバーの皆さんの自己紹介を兼ねて、Appare!のオーディションを受けたきっかけと、自分の武器を聞いていきましょう。

北野:私はAppare!のことを、TikTokやYouTubeから知りました。そこからガッツリハマり、カラオケで歌ったりとすごく大好きだったんです。ちょうど自分のこれからを考えてた時期にXで新メンバーオーディションの告知が流れてきて、「これは絶対に受けたい!」と一目見た時に決めました。私のアピールポイントはまだ発掘中で……ダンスのキレや綺麗さとかは意識して踊っているので、そこを皆さんに見てほしいです。

森川:私はお兄ちゃんの影響でAppare!にハマり、武道館公演も実際に観に行きました。オーディションの告知を見てすぐ応募しましたが、ただの高校生だった自分を、こんな素敵なグループに入れていただけて本当に嬉しいです。私は初めてのアイドル活動でグループ最年少なので、推しポイントは末っ子感かなって。Appare!に入って8人のお兄ちゃんが……。

一同:お兄ちゃん!?

森川:間違えました(笑)! 8人のお姉ちゃんができた感じがするし、末っ子っていうのが武器になってる感じがしてう嬉しいです。あと食べるとこが大好きで、いつも二郎系ラーメンを食べてるので、そこも推しポイントです(笑)。

坂本:私もAppare!はSNSで知って、YouTubeなどを観てどんどんハマっていったんです。実際にライブを見た時の衝撃がすごくて……全然疲れを見せずにずっと明るく踊ってる姿を見て、私も元気をもらったんです。自分もこういうアイドルになりたいなと思っていたところでオーディションが始まって、「これはチャンスかもしれない」と思って応募しました。私の武器は、まだまだ先輩たちとは天と地の差なんですけど元気なパフォーマンスです! それと、洋服を褒めていただけることが多いので、ファッションも磨いていきたいなって思ってます。

Appare!(撮影=堀内彩香)
左から、坂本りさ、森川なつ、北野あむ

関連記事

リアルサウンド厳選記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる