嵐 櫻井翔が愛され続ける理由とは? 44歳の誕生日に寄せてーー愛情深さと誠実さ、楽しむことを忘れない姿勢
嵐の節目とその先へ、今も広がり続ける“櫻井翔”という生き方
こうして櫻井の仕事ぶりを振り返ってみると、いつだってその場を心から楽しんでいることが伝わってくる。知らない土地を訪れること、人の話に耳を傾けること、新しい味に出会うこと……その一つひとつの幸せを、櫻井は丁寧に噛み締めているように見えるのだ。
まだ見ぬ景色があり、出会っていない人がいる。そして、届けきれていない笑顔がある。その世界に向けた瑞々しい眼差しと、人のために動こうとする愛情深さは、3月から始まる嵐のラストコンサートツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』』にも、きっと貫かれていることだろう。
2月には、『ミラノ・コルティナ2026冬季五輪』で日本テレビ系のスペシャルキャスターも務めることになっている櫻井。嵐としての大きな節目と、国際的なスポーツイベントの取材を並行してこなすという、相変わらずの活動量である。それでも、すべての仕事に誠実に向き合い、心から楽しんでくれるだろうと信じられるのが、我らが櫻井翔だ。
そんな彼は、いつも相手のために時間も労力も惜しまずに、最善を尽くしてきた。timeleszの新メンバーオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(Netflix/以下、『タイプロ』)では、最終パフォーマンス審査のMCとして駆けつけたことも、櫻井の人となりを再確認するシーンだった。「すごく大切な瞬間に翔くんはどんなにお忙しくても、現場に足を運んでくださって」と松島聡は、timeleszがSexy Zoneだったころから気にかけてくれた大切な先輩だったと思い入れたっぷりに語っていた。
これまで事務所の誰も取り組んだことのない新メンバーオーディションという企画。最終審査会場でパフォーマンスを披露する候補生たちはもちろん、その結末を見守るファンも、そして発起人となったメンバー自身も、みんなが落ち着かない気持ちでいた。そんな張り詰めた会場の空気を受け止めるように、櫻井は「僕も『timelesz project』を見守ってまいりました」と登場。そして「緊張してます? 安心してください。私も緊張してます」と爽やかな笑いを誘って場を和ませたのも、櫻井だからできたことのように思えた。
そして「昨日の夜書いてきたので、読んでいいですか。ちょっとお時間いただきます」と、timeleszへのエールを何枚もの手紙にしたためてきた誠実さにも胸を打たれた。一人ひとりを見つめてきたからこそ紡げる言葉。「エールを送る立場というよりも、大きなエールをもらった」という謙虚な姿勢に、誰もが櫻井翔のカッコいい先輩像が更新されたことだろう。
年齢を重ねると、「時間がない」「体力がもたない」なんて言いがちだ。実際、40代となれば仕事の場面では責任が増え、プライベートでもさまざまな役回りを期待され、目の前のタスクをこなすのに精一杯なんてことも。だが、櫻井は「時間は作れる」「立ち止まっている暇はない」と言わんばかりに、相手が期待する以上に心をくだき、真心を込めて実行する。その懐の深さは、年々広がるばかりだ。櫻井翔の44歳がさらに実り多く、豊かなものになることを心から願いつつ、その姿に勇気をもらう1年にしたい。
※1:https://www.instagram.com/reel/DH7MhNoyxgo