CiON、異色の“ブラドル”が駆け抜けたメジャーデビュー1年目 より高みを目指す2026年の決意表明
CiONがメジャーセカンドシングル『シンデレラ』を2026年1月21日にリリースした。
アイドル×ブラスバンドという異色のグループ編成を武器に、2025年にはパシフィコ横浜での単独公演や上海で初の海外ライブを行うなど、着実に認知を広げてきたCiON。2026年第一弾リリースとなる「シンデレラ」は、彼女たちの真骨頂であるWボーカルと楽器隊によるキレのある演奏が輝くアップチューンに仕上がっている。
本インタビューでは、メジャーデビューを遂げた2025年の活動を振り返りながら、『シンデレラ』の制作秘話、そしてCiONのこれからについて語ってもらった。(編集部)【最終ページに読者プレゼントあり】
幼稚園からB.LEAGUEまで……存在をアピールできた2025年
ーー去年4月にシングル『しましょ』でメジャーデビューをされて、約9カ月が経ちます。初めてCiONを知った方たちからの反響はいかがでしょうか?
栞音:アイドルでありながら、楽器とボーカルという変わった組み合わせもそうですし、アーティストという広い視野で見ても、アルトサックス、ユーフォニアム、バス・トランペットなどを使っているグループは珍しいので、その特異な編成に驚かれることが多いです。それに加えてツインボーカルであること、しかも歌って演奏をしながらダンスもするところも、私たちならでは。みんなが主役として存在しているので、「ボーカルだけがメインじゃないんだ」とも言われます。
ーー5人の雰囲気については?
愛佳:第一印象は「強そう」「かっこいい」みたいな印象を持っていただくことが多いんですけど、「知れば知るほど、怖そうな人じゃないんだ」って(笑)。
栞音:そうだね(笑)。CiONはアートワークがカッコいい分、笑顔の写真が少ないんですよ。メジャーデビューをしてすぐに撮ったアーティスト写真も、黒い衣装で結構尖った感じになっていて。最初は「怖い」とか「クール」なイメージを持たれることが多い気がします。
杏実:だけど、意外とみんな人当たりがいい。
ーーハハハハ。僕も、最初は「クール」「強い」という印象を持っていましたけど、Instagramのライブ配信とか、YouTubeのトークバラエティ番組『KOOとダジュール』でDJ KOOさんとのやり取りを見ていたら「あ、面白い人たちなんだ」と思いました。いい意味で、ちょっとギャル味もあるというか。
一同:ハハハハ。
聖奈:「ギャルっぽい」って、最近よく言われるよね(笑)。
佳子:実は、めちゃくちゃフランクな5人です。
杏実:メジャーデビュー以降、少しずつメディアに出る機会も増えて、私たちのパーソナリティを知っていただけてるのも嬉しいです。
ーー去年はいろんな意味で飛躍の年だったと思いますが、振り返ってどんな1年でしたか?
愛佳:活動再開の年でもあったので、とにかくいろんなことに挑戦をさせてもらいました。何より、この1年でメンバーの絆が深まったと思っていて。あと、それまで楽しいことばかりじゃなかったからこそ、2025年は楽しくてあっという間でした。
聖奈:私は、様々な場所でライブをできたのが印象的です。ロックやジャズ界隈のイベントにも出演できましたし、アイドルフェスでは自分たちのステージだけでなく、ほかのアイドルさんのバックで演奏もしました。ワンマンライブに関しては、パシフィコ横浜国立大ホールに立てたり、ツアーはツーマン、スリーマンを経験できたりして。ご当地のアイドルさんやいろんなバンドさんをお呼びして、各地でCiONを知ってもらえたと思うし、いろんなジャンルの方々に、私たちの存在をアピールできた1年でしたね。
栞音:変わったところで言えば、幼稚園だったり、B.LEAGUEのハーフタイムショーで歌わせてもらったりして。その場所ごとに合わせたCiONを見せることができたので、自分にとって自信になりました。私たちはアイドルみたいに可愛くもできるし、ロックで強そうにも魅せられる。一色ではなくて、多彩な見せ方ができた実感があります。
ーーCiONのスタイルを確立できたと。
栞音:あと、今の音楽業界はTikTokでバズって有名になるケースが多いんですよね。私たちも「しましょ」でTikTokのバズに挑戦したものの、うまくいかなくて。そこでの難しさを痛感したし、メジャーデビューをしても簡単に物事が進まないこともいっぱいあった。自分たちもTikTokでバズったら嬉しいけど、そうじゃない音楽を作っていると思うんです。私たちはほかとは違う音楽性を持っていて「そこまでこだわるの!?」と驚かれるくらい、緻密に考えた“音”と“パフォーマンス”を追求したグループだと思うから、そこを突き詰めた1年だったと思います。