櫻坂46、なぜ今アニメシーンから求められる? 『AJ』アンバサダー連続起用と初アニメ主題歌が示す存在感

 櫻坂46が2026年、アニメのフィールドで存在感を増している。世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan 2026』で2年連続でアンバサダーに就任し、さらに4月クールのTVアニメ『夜桜さんちの大作戦』第2期(TBS系)のオープニングテーマを新曲「What’s “KAZOKU”?」で担当することも決定。グループとして初のTVアニメ主題歌となることからも大きな注目を集めている。この一連の動きは、櫻坂46が培ってきた発信力と表現力が、今、アニメシーンから求められていることを示している。

櫻坂46が担う作品への入り口、“架け橋”としての信頼

 『AnimeJapan』は新作情報の解禁からステージイベント、配信企画までが一気に集まるアニメの見本市とも言える場だ。だからこそ、その最前線に櫻坂46がアンバサダーとして立つ意味は小さくない。実際、2025年には公式YouTube企画「AnimeJapan KICKOFF」でメンバーがナレーションを担当し、会場の見どころや注目ポイントを届ける役割を務め、「アニメ化してほしいマンガランキング」授賞式にも登壇し、プレゼンターとして次にくる作品の熱を言葉にして伝えている。森田ひかるが『薬屋のひとりごと』への愛を語り、松田里奈が『SPY×FAMILY』の推しを笑顔で明かしたように、彼女たちはアンバサダーであると同時に、アニメを語ることのできるファンでもあるのだ。

【AnimeJapan】櫻坂46・松田里奈、森田ひかる、谷口愛季、中嶋優月、的野美青が登壇!「AJ2025 DAY1」 オープニングステージ【トークノーカット】

 ここで押さえておきたいのは、アンバサダーの役目が“アニメ好きに向けた盛り上げ役”だけではないという点である。SNSで新情報が次々と流れていく今、イベントの見どころや作品の魅力を、普段アニメに触れない層にも“届く言葉”で橋渡しできるかどうかが問われる。その点で、櫻坂46は大きな強みを持っているグループだ。昨年は全国ツアー『櫻坂46 5th TOUR 2025 “Addiction”』で計26万人を動員し、大きな支持基盤を築いてきた。日本のみならず、海外フェスなど大きな舞台を経験してきたことも、国内外のファンが集まる『AnimeJapan』の熱量と相性がいいだろう。大切なのは、初めて触れた人に「この作品、観てみたい」と思わせることだ。2年連続のアンバサダー起用は、櫻坂46がその役割を担える存在だと評価されている証だと思う。

🌸AnimeJapan 2026 アンバサダー 櫻坂46🌸 就任コメント✉

 振り返れば、欅坂46時代を含めても、櫻坂46はアニメ関連のタイアップが多いグループでは決してなかった。とはいえ、アニメとの接点がゼロだったわけではない。森田が『ポケモンの家あつまる?』(テレビ東京系)といったポケモン関連番組に出演するなど、番組や配信でメンバーがアニメや漫画の話題を自然に出し、好きな作品や推しを語る場面を積み重ねてきた。

Giga & TeddyLoid meets 松田里奈&森田ひかる(櫻坂46)「#ピッカーン!」

 さらに、松田と森田はテレビアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)のエンディングテーマ「ピッカーン!」の歌唱アーティストとしても参加。そうした背景の中で、『AnimeJapan 2026』のアンバサダーに2年連続で就任し、さらに『夜桜さんちの大作戦』第2期の主題歌を担当することへと繋っていったのだと思う。

関連記事