福山雅治&木村拓哉、“好きなラジオパーソナリティー”ランキング上位に選ばれた理由 ファンとの友好関係を深める誠実さ
木村拓哉もリスナー1人ひとりに寄り添ってメッセージを送る
“リスナーとの関係性”を大事にするパーソナリティといえば、永瀬廉にとってSTARTO ENTERTAINMENTの先輩にあたる木村拓哉についても言及しておかなければならないだろう。木村も先述の「好きなラジオパーソナリティーランキング アーティスト・俳優編」で6位にランクインしている。
豪華なゲストとのトークの回と、木村が1人でリスナーとのやりとりを軸に番組を進める回で構成されている『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)。中でも興味深いのが、リスナーの悩み相談を受け付けて木村流のアドバイスを送っているところだ。2025年8月3日放送回では、元クラスメイトに片思い中の14歳の「クラスが離れてから少しの間はLINEがきていたりしたのですが、最近は全くこず、落ち込んでいます」という相談に対し、木村は、自分に矢印を向けさせるために、日常の些細なことでもいいから相手にメッセージを送信することをすすめた。
同年7月6日放送回では、体調を崩して外出時や人と関わる際などにめまいや息苦しさを感じるようになったと打ち明けたリスナーのお便りを紹介。木村は「どうした?」と気遣い、リスナーの名前も口にして体調を労った。、自分にしか分からない症状だからこそ、自分の状況をしっかり説明しながらも相手に理解してもらおうと無理に頑張るのではなく、「焦らずに、しっかり治してほしい」とリスナーを優しく包み込んだ。木村がいかにリスナーのことを思っているのかが伝わってくる内容だった。
木村にとってもリスナーと交流できる時間はとても楽しく、嬉しいものであるようで、『木村拓哉Flow プレミアム公開録音』の感想を明かした放送回では、「公開収録で“刑事になりました報告”をさせてもらった者です」というリスナーのお便りに対し「あの子ですね、『刑事やってます』って。なかなかね(笑)」と笑い、自身がパイロットを演じたドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系/2003年)を観てパイロットになったという女性がいたことも明かして、「実際にドラマを観て、自分の人生の進路、ハンドルをそっちに向けてくれた人がいてくれたのにはびっくりしましたし、本当に嬉しかったですね」と振り返って喜んだ。公開収録については「全然あり」と、次回開催にも意欲を見せていた。
木村ほどの大スターが、自分のファンや視聴者と直接交流できる機会はそうそう多くないだろう。ただ一つ言えることは、木村にとってファンの声はやはり活動の支えになっているという点ではないだろうか。福山然り、ラジオ番組を通してそれがしっかりにじみ出ていることがリスナーの好感も呼び、ランキング結果に表れているのだと思う。
福山は“ラジオを長く続けるコツ”としてリスナーの言葉をキャッチすることの大切さを説いたが、ラジオ番組に限らず活動全般において、自分を応援してくれるファンとの友好的な交流がキャリアを伸ばす手掛かりになっているように感じられる。
※1:https://www.oricon.co.jp/special/71988/