SHOW-WA&MATSURI、『レコ大』新人賞で証明した現在地 異色の経歴と積み重ねが生んだ2026年も継続する快進撃を読む
2025年6月にリリースした1stシングル『僕らの口笛』がロングセールスを記録し、8月度ゴールドディスクに認定され、9月には『SHOW-WA&MATSURIコンサート2025 in 明治座』を開催。歌手・アーティストとしてはデビューから史上最速での明治座単独公演を果たすなど、2025年はSHOW-WA&MATSURIにとって飛躍の年となった。
『レコ大』新人賞受賞、ランキング1位獲得……2025年は“快進撃”の一年に
2025年12月30日に新国立劇場で開催された『第67回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では新人賞を受賞。「僕らの口笛」の生パフォーマンスを披露し、2025年を有終の美で締めくくった。
ブルーとレッドのタキシードタイプの衣装を身に纏い、トップバッターで登場したSHOW-WA&MATSURI。SHOW-WAのメンバー・塩田将己によるノスタルジックな音色の口笛で始まった同曲のパフォーマンスは、フォークソング調の懐かしさを感じさせる温かで口ずさみやすいシンプルなメロディが印象的だ。2人ずつ、時には顔を見合わせたり、時に肩に手を置いたりしながら声を重ねていった彼ら。サビでは伸びやかな歌声とともに、手で涙を拭ったり指ハートを作って飛ばすような仕草を取り入れた振り付けで魅せ、間奏では一転、力強い振り付けで視聴者にエールを送るような雰囲気を演出。爽やかな笑顔と胸に響くハーモニーで視聴者を魅了し、SNSには「オープニングから目立っていた」「素晴らしいパフォーマンスでした」「赤と青の衣装かっこいい」「“最幸”のパフォーマンスを魅せてくれた」など、称賛のコメントが多数寄せられていた。
パフォーマンスを終え、司会の安住紳一郎アナウンサーからの問いかけに「本当に緊張しました」とMATSURIの柳田優樹。続けて「この夢のような舞台で、やりきることができたと思います」とコメントすると、「堂々としていて緊張しているようには見えませんでしたよ」という安住アナの言葉にはにかみながら、安堵の笑顔を見せた。
SHOW-WAの寺田真二郎は、最優秀新人賞を受賞した場合は歴代最年長での獲得になることについて話を振られ、「そうなったらとても光栄です。いくつになっても夢を追いかけ続ける姿を、お見せできていけたら嬉しいです」と危なげないコメントを繰り出すと「さすが40代!」と安住アナに称されるなど、落ち着いた雰囲気ながら、初々しさも併せ持つ存在感を発揮していた。
SHOW-WA&MATSURIは、2023年に応募資格25歳以上で開催された『夢をあきらめるな!男性グループオーディション』にて、約3,000人以上の中から選ばれた平均年齢36歳の12人だ。アーティストやモデル、俳優の経験者だけでなく、元Jリーガー、清掃作業員、料理研究家など、多彩な経歴を持つメンバーが集まっていることでも知られる。現在はSHOW-WAとMATSURIの2チームに分かれて活動しており、「昭和歌謡を現代にリバイバル」をコンセプトにした秋元康のプロデュースによる楽曲は、各種演歌・歌謡ランキングで1位を獲得するなど幅広い支持を集めている。
2025年のSHOW-WA&MATSURIは、文字通り“快進撃”の連続だった。
まず1月にはMATSURIがメジャーデビューシングル『アヴァンチュール中目黒』をリリースし、オリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得(※1/オリコン調べ)。6月〜8月にかけて『MATSURI 1st コンサートツアー ~祭~』を開催し、“大千穐楽”を東京・J:COMホール八王子で迎えた。一方SHOW-WAは、2月から初の全国ツアー『SHOW-WA 1st TOUR -君の王子様-』を開催。2ndシングル『外せないピンキーリング』のリリースを経て、”大千穐楽”を神奈川・相模女子大グリーンホールで開催した。
また、5月に開催された『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』では、SHOW-WAのデビューシングル表題曲「君の王子様」、MATSURIのデビューシングル表題曲「アヴァンチュール中目黒」が、「最優秀演歌・歌謡曲楽曲賞」にWノミネートされるという快挙を達成。その後、6月には“SHOW-WA&MATSURI”としての1stシングル『僕らの口笛』をリリースし、9月には前述した明治座単独公演を果たすなど、演歌・歌謡界の枠を超えた活動を繰り広げた。そうした2025年の快進撃の集大成となったのが、『第67回 日本レコード大賞』新人賞受賞である。