UVERworld、25年経っても変わらない音楽への想い TAKUYA∞・真太郎、ドーム公演や忘れられない出来事を振り返る

UVERworld、25年経っても変わらない想い

UVERworld、これからの25年

――これまでの活動で忘れられない出来事をあえて一つ挙げるとしたら、何になりますか。

TAKUYA∞:2010年の東京ドームでのライブ(『LAST TOUR FINAL at TOKYO DOME』)です。ステージを降りた瞬間、すごく悔しい気持ちになったんです。気負いすぎていたというか、集中しすぎていた気がします。ステージの端っこにある傷が目に入って、そういう変な集中力のゾーンに入っていて。でも、全体がちゃんと見えていなかったというか。きっと当時は身の丈に合っていなかったんだと思います。東京ドームという舞台が少し怖くなったんですが、その次(2019年)の東京ドームでいい思い出に塗り替えることができました。

真太郎:メジャーでの1stシングル(『D-tecnoLife』)が、オリコンの週間チャートで4位になったのを見たときのことは忘れられません。「あっ、本当にデビューしたんだな」と思えて、でもまだどこか半信半疑で。しかもメジャーデビューしても曲がチャート上位にランクインできないバンドをたくさん見てきたし、自分らもそういう感じかなって思っていたんです。そうしたら4位に入って、びっくりしました。「ここから始まっていくんだな」って。

――劇中では信人(Ba)さんが「これからの25年」について語る場面もありました。お二人はこれからのUVERworldでの活動についてどのように考えていらっしゃいますか。

真太郎:今よりも、今までよりも、楽しんでバンドをやっていきたいですね。

TAKUYA∞:今は音楽を作るのが好きだし、楽しめているので、それをそのままやっていきたいです。ただ、メジャーやプロとしてやっていると、音楽だけじゃないことも考えながらやっていかなきゃいけない状況も出てきます。そういう状況でも楽しみながら、そして感謝しながらやっていきたいです。

UVERworld 撮り下ろし

――今回の映画『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』の存在も、今後のUVERworldを語る上で欠かすことができない重要な作品になりそうですね。

真太郎:映画館には大きなスクリーンといい音の環境があるので、UVERworldのライブや活動を観るのにぴったりじゃないでしょうか。これまでもライブ映像作品はリリースしてきましたが、また違ったスペシャル感がありますね。なにより『EPIPHANY』は自分たちにとっても特別なライブ。そんないい思い出のライブを映画館で、全国の方に観てもらえるのはすごくありがたいです。

TAKUYA∞:記憶って忘れていくものですけど、それをいろんな角度からオフショットも含めてパッケージしてもらえるのは、自分たちにとってありがたいことでした。自分たちが今後さらに10年、20年やっていったとき、過去を振り返るにあたってわかりやすく、そして充実した映像作品になっていると思います。

◾️映画情報
『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』
公開日:2025年12月12日(金)2D
    2025年12月26日(金)SCREENX、4DX、ULTRA 4DX
監督:オ・ユンドン 
出演:UVERworld(TAKUYA∞/彰/克哉/信人/真太郎/誠果)
制作プロダクション:CJ 4DPL EX Co., Ltd.、ScreenX Studio
©2025 Sony Music Labels Inc. & CJ 4DPLEX Japan
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ

『UVERworld THE MOVIE: 25 to EPIPHANY』特設サイト

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