木村拓哉、奥深い“鰹節”の世界に止まらぬ興奮 謙虚に学ぶ姿勢に「気取らない人柄が素敵」「かっこいいだけじゃない」

 木村拓哉が、自身のYouTubeチャンネルに「【木村探歩!】木村拓哉「300年がふつうにある」木村拓哉が歴史と人を感じた日本橋探歩!」を12月13日に更新した。

 前回、前々回より、雑誌『散歩の達人』(交通新聞社)の編集長 平岩さんとともに日本橋を“探歩(探りながら歩く)”してきた木村。今回の動画は、鰹節やお出汁などを取り揃えているにんべん 日本橋本店からスタートした。

 これまでも日本橋で300年以上続く老舗の歴史に驚いていたが、この店は創業1699年と聞き、幕府が絡んだ江戸時代のエピソードにも圧倒される。まずは多くの種類がある鰹節の違いを学び、人気のだしパックやかつおおかかラー油を味見。さらに、実際に鰹節の塊を削らせてもらい、削りたての香りや味を楽しみ「こんなに違うんだね」と感動する。

 その後、かつおおかかラー油やつゆの素などを購入し、大満足で店を出た。また、店名の“にんべん”は江戸の町人が呼び始めたことからついた名前だという話に感銘を受けたようで、「人が決めてくれた呼び名ってありがたいですね」と、同じく第3者発信で定着していった自身の愛称“キムタク”に重ねて思いを馳せる一幕も。

 続いて木村が訪れたのは、人形町 志乃多寿司 總本店。看板商品のいなり寿司やのり巻きは1個から購入でき、平岩さんも散歩の途中でよく立ち寄る店だという。こちらは1877年より続いている店でもうすぐ創業150周年を迎えるが、ここまで桁違いの老舗続きで木村は「感覚がおかしくなってきて、150年って聞いても『あぁ150か……』」というリアクションになってしまった。

 その後、「お店入って『おいなりさん1個いっとく?』ってあんまないですもんね」と笑いつつ、1人1個いなり寿司を購入し、その場で実食。木村は「見た目以上にジュワっときますね」「うまい」と即完食していた。

 これまで、木村の日本橋のイメージは「古い橋があるんだな」という程度だったが、「人の往来がないと橋を架けない」というドラマの台詞を引用し、昔から日本橋には人の往来があったであろうことや、その歴史にあらためて感動。さらに、散歩ではなく“探歩”という表現にこだわりを持つ木村は、「1回出してくださいよ、『探歩の達人』」と平岩さんにお願いしていた。

 コメント欄では、「いつも接客する人すら幸せにしてしまう木村さんが本当に凄い」「何よりちっとも気取らない人柄が素敵な木村さん」「木村さんの素敵なところってただかっこいいだけじゃないんですよね」などの反響が寄せられている。

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