EXILE THE SECOND、PSYCHIC FEVERらLDH所属アーティスト勢揃い 『Iwata Seaside DREAM Fes 2025』徹底レポート

『Iwata Seaside DREAM Fes 2025』レポ

『Iwata Seaside DREAM Fes 2025』DAY2

 初日とは打って変わって、少し肌寒い雨模様となった2日目。どんよりとした雰囲気をオープニングアクトのEXPGが盛り上げていく。

 2日目、トップバッターを飾るのはTHE JET BOY BANGERZ。「RAGING BULL」「Jettin’」といった彼らの始まりの楽曲で、歌とダンスの両軸で隙のないパフォーマンスを見せつけ、会場の熱気を上げていく。最新のアッパーチューン「Let's Dance」では、歌詞にもある通りに“ハメ外して騒ぐ”フロアに、メンバーの笑顔が弾けていた。

SWAY

 DOBERMAN INFINITYとしても後に出演するSWAYがソロとして登場。9月にサプライズリリースしたばかりのアルバム『PSYCHO JUNK』から、「シャンパンよりもテキーラがいい」「Lil bit」「くだらねぇ」「JAM OUT」といった最新のナンバーを投下。「雨ですが、心は晴れていきましょう!」とSWAYはフロアに投げかける。「この曲も思い返してみると久々かな」とラブソング「Perfect Love」を歌唱。SWAYとしての再会を約束し、「またね」でアクトを締めくくった。

PKCZ®

 雨が少しずつ弱まり、ステージの向こうに虹がかかった頃、PKCZ®からEXILE MAKIDAI、DJ DARUMA、ALAN SHIRAHAMAがステージへ。「PLAY THAT (ALAN Ver.)」「CHAIN BREAKER (ALAN ver.)」といったキラーチューンを連打。ALANが「雨に負けてんじゃないですか! もっと騒いでいきましょう! 磐田!」、MAKIDAIが「雨だからこそ振り切って盛り上がっていきましょう!」と会場を煽っていく。最新曲「Times feat. MA55IVE THE RAMPAGE」のほか、「Put Your Hearts Up, Everybody Jump Up」ではフロアの“クレイジー”なテンションに、「最高です! これがダンスミュージック!」とALANが指ハートを掲げて笑顔に。ステージ袖ではTHE JET BOY BANGERZメンバーも一緒になって盛り上がっている。ラストはPKCZ®のアンセム「T.O.K.Y.O.」でレイヴ空間と化した。

DOBERMAN INFINITY

 今年6月に10周年イヤーを締めくくり、次なる10年間に突入しているDOBERMAN INFINITY。「Scream」「Take A Ticket」という今の彼らのライブでは鉄板と言える流れから、SWAYの「飛び跳ねる準備はできてるよな!?」という合図に「JUMP AROUND∞」、会場の歌声が響く「SAY YEAH!!」「SUPER BALL」とまるでワンマンライブかのような盛り上がりを見せていく。「僕らがみなさんの背中を押させてください」とSWAYがメッセージを伝え、新曲「Proud」、代表曲「We are the one」で会場を一つに。P-CHOの歌詞間違いをあえてイジったり、行きの新幹線にSWAYがスマホを忘れるという失敗エピソードを話しながら、“終わりよければ全てよし”というメッセージが込められた「マンマミーア!」で、大トリを飾るEXILE THE SECONDにステージを渡した。

 『Iwata Seaside DREAM Fes 2025』に隣接する会場では、小中高生ダンスチームを対象としたダンスコンテスト『Dance DREAM Challenge 2025』が開かれ、小学生の部からは「ロッキンボーヤ」、中学生の部では「BLiNKER」が優勝。SWAYのMCのもと、2組がトリを飾るアーティストの直前というタイミングで、華麗なパフォーマンスを見せた。

 大トリを飾るEXILE THE SECONDは、再び降り出した雨を吹き飛ばす勢いでパーティーチューンを連投。「ASOBO!」でSHOKICHIはライブエリアに出店しているキッチンカーまでもを煽っていく。「Choo Choo TRAIN」にはMAKIDAI、ALAN、THE JET BOY BANGERZがステージに姿を見せる。「24WORLD」ではTHE JET BOY BANGERZもボーカルに参加。「CLAP YOUR HANDS」が続き、会場が一体感に包まれると、「Going Crazy」にはダンスコンテストで優勝した2組もステージに上がり、タオルを回す。

 パフォーマーであり、フェスのオーガナイザーを務め、故郷に錦を飾ったAKIRAは、会場に集まったすべての人に感謝を伝える。「磐田市の富士見町で育ち、夢を見て、今日この日まで25年間、凱旋や恩返しのタイミングはいくつかありました。求めるスケール、ビジョン、思いがありましたので、本当の意味で地域の方々が笑顔になってくれることはないか、模索していた時に五郎丸さんと出会い、意気投合してこの日までやってまいりました」と開催までの1年半を振り返る。「磐田市には世界的に有名な企業やスポーツ選手がいる、“世界”がふさわしい街です。僕も磐田という誇りを持って、引き続き世界で戦って、またみなさんにいろんな形で恩返しできるように頑張ってまいりますので、引き続き磐田をよろしくお願いします! 磐田最高です!」とメッセージを送る。

 最後のナンバー「RAY」ではAKIRAとともにフェスを準備してきた主催者の五郎丸が登場。「いろんな困難なこともありましたけども、さまざまな方々が協力してくださって、このイベントが成立しました。AKIRAさんが豪華なアーティストを連れてきていただいて、豪華な凱旋ライブになったんじゃないかなと思います。また形を変えて、イベントを、地域貢献というものをAKIRAさんとともにやっていければと思います。またこういう機会がありましたら、足を運んでいただければと思います。ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べ、初開催となった『Iwata Seaside DREAM Fes 2025』は大成功のもと幕を下ろした。

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