Official髭男dism、堂本光一、Number_i、KEY TO LIT……三連休、全国各地で開催されるアリーナ公演に注目

 10月11日から10月13日までの3連休、ソロアーティストからバンド、アイドルグループまでさまざまなアーティストによるライブが開催中だ。本稿では、この週末に各地で行われるアリーナ規模のライブをいくつかピックアップしていく。

Official髭男dismは新会場こけら落とし、堂本光一は全国ツアー開催中

 10月3日、東京・お台場エリアに新たな多目的アリーナ施設・TOYOTA ARENA TOKYOが開業した。この会場はB.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム・アルバルク東京のホームアリーナとして使用されるほか、アーティストによるライブ/コンサートも行われていく。そして、10月11日、12日に開催されているのが、Official髭男dismによるこけら落とし公演『Official髭男dism one-man live in TOYOTA ARENA TOKYO』だ。

 Official髭男dismは昨年7月リリースのアルバム『Rejoice』を携えたアリーナツアーの後、今年5月からは大阪・ヤンマースタジアム長居、神奈川・日産スタジアムにて初のスタジアムツアーを開催。ツアーファイナルである日産スタジアム公演の模様を収めた『劇場版 Official髭男dism LIVE at STADIUM 2025』も、10月17日より全国の映画館にて公開される。さらに、今夏は『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025』をはじめとした複数の音楽フェスに出演し、8月には映画『ひゃくえむ。』の主題歌「らしさ」をリリースするなど、バンドの勢いは止まらない。

Official髭男dism - らしさ [Official Live Video]

 TOYOTA ARENA TOKYOのコンセプトは「可能性にかけていこう」。さまざまな困難を乗り越えてきたバンドの姿勢がアリーナの目指す姿と重なり、こけら落とし公演のオファーに至ったという(※1)。Official髭男dismが、TOYOTA ARENA TOKYOの歴史をスタートさせる夜。どんなライブを見せてくれるのか、そして、今後も可能性を広げ続けていくだろう彼らの姿も楽しみだ。

 堂本光一は、10月4日よりライブツアー『KOICHI DOMOTO LIVE TOUR 2025 RAISE』が開幕。10月11日から13日にかけて神奈川・横浜アリーナ公演が行われている。

 9月10日にリリースされたアルバム『RAISE』を携え、全国4都市10公演を巡る本ツアー。『RAISE』は、2021年発表の『PLAYFUL』から約4年ぶりのリリースとなったアルバムだ。アルバムリリース発表時に「より自分らしさが表現できたんじゃないかなと思っています」(※2)と語っていた堂本。アルバムのリードトラック「The beginning of the world」も力強く壮大な楽曲で、総勢51名でのパフォーマンスが繰り広げられたMVもあわせて、ミュージカルに長年携わってきた彼だからこそ成り立つ作品だった。

KOICHI DOMOTO -The beginning of the world- from「RAISE」[Official Music Video (Short Ver.)]

 『RAISE』は“気持ちを高める”、“盛り上げる”などを意味し、“A new step forward”(新たな一歩)というコンセプトを掲げて制作されたという(※3)。来月まで続く本ツアーも、堂本らしい、かつ彼の新たな一歩を感じさせる内容になっていることだろう。

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