星街すいせい、白銀ノエル、角巻わため、赤井はあと……『hololive 6th fes.』STAGE1で世界に発信したホロライブの輝き
次のブロックでは、カエラ・コヴァルスキアが「みなさ〜ん、がんばりましょう〜!」と会場に声を掛け、アニメ『デジモンアドベンチャー』の「brave heart」(宮崎歩)を熱唱、最後に拳を掲げるポーズをキメる。続いて「キラキラ〜!」と言いながら登場した古石ビジューは「プリズムの魔法」で、会場をファンタジックな世界に。そのブロックでは、シオリ・ノヴェラ/古石ビジュ―/ネリッサ・レイヴンクロフト/フワワ・アビスガード/モココ・アビスガードが、ユニット“Advent”として登場し、デビュー曲「Rebellion」を披露して会場を沸かせる。英語と日本語が入り交じったEDMの楽曲に、歓声を上げながら体を揺らした観客。最後はジャンプで楽曲を締めくくった。
古石とネリッサはカエラとの3人でMCを務め、それぞれ自己紹介をしながら会場と掛け合い。古石とネリッサが、かわいいと言われたくないカエラを“かわいい”とイジり、「NO!かわいくない!」と全力で否定するカエラの様子に会場からは笑い声があふれた。
いよいよSTAGE1も終盤戦。赤井はあとがエレキギターをかき鳴らしながら、最新曲「Who2」を披露すると、ステージにはファイアーボールが噴き上がり、激しいロックサウンドと勢いあるボーカルで、会場のボルテージも最高潮に。間髪入れずIRySが「TwiLight」を繰り出すとさらなる大歓声。華麗なダンスと共に、クールに歌い上げた。ムーナ・ホシノヴァもオリジナル曲「Multiverse」で、会場を盛り上げる。セクシーにダンスパフォーマンスを繰り広げ、ムードたっぷりにラップを繰り出すムーナに、会場からは惜しみない拍手が送られた。そのムーナは、クレイジー・オリー/カエラ・コヴァルスキアとのコラボで緑黄色社会の「花になって」をカバー。絶妙な歌い分けで、ダンスや決めポーズも実にキマっていた。そのムーナとクレイジー・オリーが、赤井はあととMCを務めた際は、興奮度MAX状態でステージを駆け回る姿も印象的で、イベントを楽しんでいる雰囲気が伝わった。
最後のブロックは角巻わため、常闇トワ、星街すいせいが担当。角巻は「まだまだ盛り上がって行くぜ!」とオラオラ系で会場をあおり、ロック×ラップの「WataAme Pop」を繰り出し、「みんなの声を聴かせて!」と問いかけると、会場には合いの手や掛け声が響き渡った。常闇は「1日目、ついて来いよ!」と呼びかけ、YouTubeで1,000万回の再生数を超える「FACT」など3曲をメドレー。最新曲「My Abyss」では、メランコリックにエキゾチックな世界観を表現し、人気のロックチューン「ライメイ」では、パワフルなボーカルで会場を圧倒した。
その常闇は、星街すいせいとみきとPの「PLATONIC GIRL」でコラボ。スパークの火花が噴き上がるステージで、立ち位置を巧みに入れ替えながら拳を振り上げ、抜群のコンビネーションで歌い上げた。同曲をコラボしたのは、5年前の星街すいせいの50万人記念ライブ『STARt IN THE SCREEEN』以来2度目とのこと。MCでは「あのときの振り付けはダンスと呼べるものじゃなかった」(常闇)、「あのときと比べたら、すごくレベルアップしたよね」(星街)と振り返った2人。最後に会場と共に声慣らしをして、出演者全員で本イベントのテーマ曲「Color Rise Harmony」を歌唱。会場には手を左右に揺らしながら、〈【La-la-la-la】〉と歌う観客の大合唱が響き渡った。
日本のメンバーに加えホロライブインドネシア、ホロライブENGLISHからのメンバーも多数参加したSTAGE1。日本語と英語が入り交じって飛び交ったワールドワイドなステージで、世界中に会場の熱気とホロライブの魅力を届けた。