東方神起、BIGBANG、BTS、TWICE、Stray Kids……K-POPアーティストによる日本スタジアム公演の歴史
BTS
欧米市場での成功により、K-POPの本格的なグローバル化の火付け役となったBTS。彼らの日本初のスタジアム公演は、全世界62公演を開催し、206万人を動員したワールドツアーの日本公演として、2019年7月6日、7日にヤンマースタジアム長居、同月13日、14日に静岡・エコパスタジアムで行われ、4公演で約21万人を動員した。最終日14日の公演は雨が降るなか行われたが、ほとばしる熱気が全てを吹き飛ばし、かけがえのない時間となったことだろう。
NCT
NCT 127、NCT DREAM、WayV、NCT WISHの固定4ユニット、楽曲ごとに編成を変えるNCT UからなるNCTは、2023年9月9日、10日にヤンマースタジアム長居で、同月16日、17日に味の素スタジアムで待望の日本初スタジアム公演を開催。当時はまだデビュー前だったNCT WISHが誕生して無限拡張が終わり、NCT全体が新章に入るとともに、NCTの7年間の集大成とも言える最高傑作のショーを作り上げた、まさに“奇跡のライブ”だった。いつかまたあの景色が見られることを願うシズニ(NCTのファンの呼称)は、今も後を絶たないだろう。
TWICE
TWICEが2023年4月から2024年7月にかけて開催した自身5度目のワールドツアーの日本公演は、2024年7月27、28日にツアー最終公演として、海外女性アーティスト史上初めて日産スタジアムで開催された。デビュー10周年を目前に、K-POP女性アーティストとして不動の存在感を見せ続けてきた彼女たちの軌跡がたっぷりと詰まった、メモリアルな公演となった。
K-POPアーティストが日本でスタジアム公演を開催するには、それに見合う実力が必須だ。しかし、記録は塗り替えられていくもの。この先、彼/彼女らを超える新星が現れるかもしれない。これを機に、これまでの歴史を作ってきたスタジアム公演の映像を振り返ってみるのはいかがだろうか。