ゆずは12年ぶり、福山雅治は22回目 浜崎あゆみ、Perfume、さだまさし……ファンと過ごす大晦日ライブ
年末の風物詩とも言える大晦日ライブ。大晦日は『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)も注目すべきイベントだが、様々なアーティストが行う大晦日ライブやカウントダウンライブも見逃せない。2024年も数多くのアーティストが個性豊かなステージでファンとともに1年を締め括る。その中から注目のアーティストたちのライブ情報を紹介したい。
ゆずは『YUZU Orchestra Concert 2024 ゆず晦日』と題したオーケストラコンサートを12月30日と31日に神奈川・横浜BUNTAIで開催する。デビュー27周年を迎えた2024年、「原点に立ち返って、『ファンのみんなと一緒に年末を過ごしたい』」(※1)という彼らの思いから約12年ぶりとなる年末ライブが企画されたのだ。会場となる横浜BUNTAIは、ゆずがこけら落とし公演を行い、その歴史の幕開けを飾った会場でもあり、ファンにとっても特別な意味を持つ場所だ。北川悠仁は「いつものライブとは雰囲気を変えて、 新たな息吹が注がれる楽曲たちを皆さんにお届けします」(※1)とコメントしており、通常のライブとは異なる特別な空間が広がることが予想される。
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そして今回のコンサートは、ゆずにとって初めてのオーケストラコンサートとなる。オーケストラの壮大なサウンドとゆずの楽曲が織りなすハーモニーは、大晦日の特別な雰囲気にぴったりだろう。これまでアコースティックギターを主体にした音楽でファンを魅了してきた彼らが、クラシック音楽の要素を取り入れることでどのような新境地を見せるのか、大きな注目が集まっている。12年ぶりのカウントダウンライブというだけでも話題性は十分だが、それが初のオーケストラコンサートという新たな挑戦と重なることでさらに期待が高まる。
ゆずの大晦日ライブと同じく横浜で開催されるのが、福山雅治による『福山☆冬の大感謝祭 其の二十二 GUITAR HERO That's what I live for』。12月26、28、29、31日の4日間、昨年に引き続きKアリーナ横浜で開催されるこのライブは、1998年に始まった恒例イベントであり、福山がファンへの感謝を直接伝える特別な場として知られている。『冬の大感謝祭』はその名の通り、1年を締め括る福山流の“お祭り”である。その祝祭感から長年にわたりファンの間で高い人気を誇るライブシリーズなのだ。
初回の横浜アリーナからパシフィコ横浜、ぴあアリーナMM、そしてKアリーナ横浜と横浜を中心に継続されてきた冬の大感謝祭の開催も、今年でなんと22回目。これまでの歴史を振り返ると、映画館でのライブビューイングの開催や男性限定、女性限定ライブの開催など様々な取り組みを行ってきた。その年のライブコンセプトにあわせて毎年副題が付けられてきたこの冬の感謝祭だが、今年の副題は『GUITAR HERO That's what I live for』。これは福山の“ギターヒーローに憧れて”という少年時代からの思いが込められているという。きっと福山のギタープレイが輝くライブとなることは間違いなさそうだ。
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福山☆冬の大感謝祭 其の二十二
GUITAR HERO
That's what I live for
☆━━━━━━━━━━━━★今年の感謝祭ロゴ&タイトルが決定しました🎸
今後もPRODUCTラインナップ等、追加情報の発表をお見逃しなく!
🔗詳細へhttps://t.co/bF0HBiIgIP… pic.twitter.com/O0hzj5BGYx
— 福山雅治 (@BROS_1991) December 1, 2024
大晦日ライブで忘れてはいけないのが、浜崎あゆみのカウントダウンライブである。今年も“聖地”国立代々木競技場 第一体育館で『ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2024-2025 A ~I am ayu~』と題したカウントダウンライブを開催する。今年11月に上海からスタートした16年ぶりのアジアツアー『ayumi hamasaki ASIA TOUR 2024 A ~I am ayu~』を成功させた彼女にとって、このカウントダウンライブは日本国内のファンと特別な時間を共有する機会となる。きっとアジアツアーを経てさらに進化した浜崎の新たな姿勢を垣間見ることができるステージになるだろう。この凱旋ライブの会場がファンとの約束の場所、代々木であることもドラマチックではないか。