岡田奈々「この先の活動も歌も諦めかけていた」 暗闇から這い上がった今、確立した表現と『Contrust』

岡田奈々、暗闇から這い上がった今を語る

ひとりよがりだった『Asymmetry』の頃からは信じられないくらい前向きになれた

岡田奈々(撮影=西村満)

――『Asymmetry』では、ご自身の内面を赤裸々に表現していましたが、今作では自分以外の誰かを主人公にするなど、歌詞の書き方がガラッと変わった印象です。ご自分では違いを感じますか?

岡田:感じます。『Asymmetry』は、自分のツラい思いをただただ書き殴っていた感じだったんですけど、今回は明るく楽しく作詞させていただきました。なんか……人間が変わったような感じ。引きこもっていた人がカーテンを開けて太陽を浴びながら書けるようになったくらい、変化を感じています。

――前回のインタビューでは、「次こそはみんなを笑顔にできるような、キュンとする曲を書きたい」と言っていましたが、それが叶ったんですね。

岡田:はい、叶ったと思います。この先もどんどんそういう曲を作っていきたいですね。

――「明るい曲を作らなきゃ」と意識しているのではなく、自然と明るい曲が生まれているような感覚なのでしょうか。

岡田:そうですね。やっぱり、環境の変化と気持ちの変化は大事だなと痛感しています。

――それだけ、今は楽しい?

岡田:楽しいです! 楽しいですし、健康に生きています。

――休養明けに、ファンミーティングでファンと触れ合ったのも大きかったのかもしれませんね。

岡田:それは大いにありますね。3都市でやらせてもらったんですが、「おかえり」「ずっと待ってたよ」「何があっても大好きだよ。これからも歌い続けてね」と、たくさんのメッセージをいただけたおかげで元気が出ました。創作意欲も湧いたし、レコーディングも頑張れました!

――ファンの力は偉大ですね。「残響Alive」の時に「遠くに行ってしまうかも」と不安を感じていたとは思えないくらい。

岡田:いやあ、本当によかったです。いい方向に変われました。私にとって「Contrust」は、“成長”を感じられる一枚になりました。ひとりよがりだった『Asymmetry』の頃からは信じられないくらい、前向きになれましたし、今作も全曲の詞を書けるとも思っていなかったですし。「自分、ここまでできるんだ!」と純粋に思えるところは成長ですね。あとは何より、今もこうして歌の活動を続けていられることが成長だと思っています。

岡田奈々(撮影=西村満)

■リリース情報
2nd Album『Contrust』
発売中

配信URL:https://okadanana.lnk.to/2nd_Contrust

CD+フォトブック
・AVCD-63664/5,600円(tax in)
・フォトブック付き(A5サイズ・48P) 
・トレカ6種+シークレット1種 合計7種より1種ランダム封入(Type-A)

CD+Blu-ray
・AVCD-63665/B/5,600円(tax in)
・トレカ6種+シークレット1種 合計7種より1種ランダム封入(Type-B)

CD Only
・AVCD-63666/3,400円(tax in)

<CD収録内容>
01. 残響Alive
02. 5月にふたりは嘘をつく
03. moratorism
04. 共犯カメラ
05. 神様はまだ僕を死なせてくれないから
06. 空白と高鳴り
07. 好きの魔法
08. UNMEI
09. 赤い夜が満ちるまで
10. 12.24
11. 桜色の君を想う

<Blu-ray収録内容>
01. 残響Alive Music Video
02. 赤い夜が満ちるまで Studio Live Video
03. TAKOYAKI ROCK Studio Live Video
04. 声を失った人魚姫 Studio Live Video

岡田奈々 オフィシャルサイト:https://okada-nana.com/
YouTube:https://www.youtube.com/@okadanana1107
X(旧Twitter):https://twitter.com/okadanana_1107
Instagram:https://www.instagram.com/okada7_akb48_stu48/

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