ukka、総再生回数1000万回突破の新曲もコラボ披露 さとうもかが引き出した「私たちの新しいかわいさ」

 7人組グループ・ukkaが9月25日、コンセプトシングル『yummy!!』リリースを記念して、池袋・サンシャインシティ 噴水広場にてミニライブおよび特典会を開催。当日は、シングルリード曲「推≒恋」の作詞作曲を手掛けたさとうもかを招いて、8月に先行配信されてSNS総再生数1000万回を突破した同楽曲のコラボも行われた。

 ミニライブを前にukkaの7人とさとうによる囲み取材が行われ、まず今作に関してメンバーの結城りなは、「今回の作品は“オモイオンナノコ”をテーマとして、恋に対する複雑な気持ちだったり、青春を感じていただける一作になったのではないかと思っています」「(『推≒恋』で)私たちの新しいかわいさを引き出していただいたなと思っています」と紹介。さとうは、「ukkaのみなさんの歌声でかわいい作品になったんじゃないかなと思います」とコメントした。

 グループとしてのアピールポイントについて聞かれると、結城は「パフォーマンス! 歌もダンスも前髪が崩れるぐらい、たくさん大きく、熱量を出して踊っています! メンバーの個性もそれぞれありますので、その違いが私たちの魅力の部分かなと思います」とアピール。

 スターダストプロモーションの女性アイドルセクションである「STAR PLANET」(ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、超ときめき♡宣伝部などが所属)の一員であるukka。先輩グループから学びたいことを聞かれると、茜空は「テレビなどに出た時に、ボケだったりツッコミだったりをあまり上手にできないので、そこをももクロさんから学びたいなと思います」と答え、結城は「ももいろクローバーZさんはトークがすごく上手。ライブのMCはひとりだけでも自分の味を出しつつ、お客さんも一緒になりながら楽しんでいるのがすごくわかるので、(自分達も)トークの回しができていけたらいいなと思います」と語った。

 「推≒恋」がSNS総再生回数1000万回を突破した反響について、芹澤もあは「これまでukkaのことを知らなかった方から、『TikTokとかで“推≒恋”が流れてきて好きになったよ』というメッセージが届いたり、フェスなどで会ったアイドルさんから『“推≒恋”が流れてきたよと』いう声をいただくことが以前に比べてすごく多くなったな、という意識はあります」とコメント。

村星りじゅ
茜空
葵るり

 今後本楽曲をもとに、先輩に踊ってほしい、やってほしいなどの希望はあるかという質問に、芹澤は「ももクロの佐々木彩夏さんのダンスがすごく好きなので、あーりんさんにめっちゃバチバチなかっこいいダンスを踊ってほしい」、結城も「いろんな先輩方が踊ってくださっているんですけど、百田夏菜子ちゃんがいちばん尊敬している先輩なので、かわいらしく『推≒恋』を踊ってくださってるのを観たら発狂する」と答えた。

茜空

 サンシャインシティ 噴水広場はアイドルにとって登竜門的な場所。そこでパフォーマンスができることへの意気込みを聞かれ、村星りじゅは「高校1年生の時にフェアリーズさんのリリースイベントでこちらの会場を訪れたことがありました」「私もいつかここに立って、リリースイベントとかライブができたらいいなと思っていたので、今日叶えることができてすごく嬉しい気持ちでいっぱいですし、とても感動しています。今日はいろんな方が観に来てくださっているので、たくさんukkaの魅力を発信できたらいいなと思っています」とライブへ向けての意気込みを口にする。

結城りな/葵るり

 グループの今後について期待することを聞かれたさとうは、今回の楽曲提供を通してukkaのことを知ったといい、「大スターになってほしいし、頑張ってる姿に感動して涙が出そうになりました」とコメント。その言葉にukkaのメンバーは、「頑張ります」「ありがとうございます」と感謝を伝え、囲み取材は終了した。

若菜こはる
結城りな
葵るり
茜空

 ミニライブでは、「overture」が流れるなか7人が登場。まずは、さとうによる提供楽曲「推≒恋」を披露。軽快なリズムに乗せ、要所要所でぶりっ子ポーズや指ハートなど、キュートな決めポーズがダンスに組み込まれた楽曲となっている。2曲目「結び目」、3曲目の「マリオネットガール」は、「推≒恋」とは一転して情熱的に踊り、感情を込めて7人が歌い上げるパフォーマンスがポイントだ。

若菜こはる
宮沢友

 3曲続けて歌い終え、7人は噴水広場に集まった多くの観客に挨拶。結城が自己紹介し、「オリコンデイリーシングルランキング」(2024年09月24日付)で第3位へランクインしたことを報告した。「本当にみなさんのおかげだからね。その喜びも一緒に共有できたことが本当に嬉しいです」と感謝を伝えた。

若菜こはる
葵るり
茜空
村星りじゅ

 そして、ukkaの呼び込みでスペシャルゲストのさとうがアコースティックギターを持って登場。宮沢友は、「作詞作曲をしていただく前から、本当にさとうもかさんのことが大好きで。(初めて)会えた時もニヤニヤが止まらなかったし、今このステージに一緒に立ててることもだんだん足が震えてきちゃうぐらいすっごく嬉しくて、ちょっとドキドキしてます」と語る。さとうは、「みんなの楽屋での気合いをすごく感じて、私まで緊張してきた」とつぶやき、ギターの弾き語りで「推≒恋」のアコースティックバージョンを披露。ukkaのメンバーはさとうのまわりで踊り、途中から一緒に歌うなどのコラボレーションを展開していく。

さとうもか
さとうもか&若菜こはる
宮沢友
芹澤もあ

 パフォーマンスを終え、村星は「とても最高な時間でした」と感激し、若菜こはるも「もともとさとうもかさんの曲が好きで、こんなに近くで歌わせていただけるなんて、本当に幸せなことだと思います」と感無量。さとうは、「めっちゃ楽しかった!」「みんながリハーサルでどんどん後ろに一列に並ぶ時に『かわいい!』ってなって、最高でした」と感想を述べた。

若菜こはる
芹澤もあ
結城りな
茜空

 9月28日のお台場でのリリースイベントや「マリオネットガール」のリリックビデオの公開、10月4日に開催されるCLUB CITTA'でのワンマンライブなどの告知をして、噴水が上がるなかミニライブは終了。メンバーがステージをあとにするなか、最後まで残った芹澤が「ばいびろーん!」とファンとともに叫び、イベント本編は終了。その後に行われたハイタッチ会まで、盛り上がりは続いていた。

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