SixTONES 松村北斗、倉田瑛茉との“楠見親子”から目が離せない 父親役を演じて芽生える新たな感情
SixTONESの松村北斗が出演する火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)に登場する“楠見親子”が話題だ。本作は松本若菜が主演を務める連続ドラマで、原作はひうらさとるの同名コミック。松村は松本が演じる西園寺一妃の同僚、楠見俊直役を演じている。
楠見は、アメリカ帰りの天才エンジニアであり、4歳愛の娘・ルカ(倉田瑛茉)を男手一人で育てるシングルファーザー。自宅マンションが火事に遭い、偶然駆け付けた西園寺の計らいで、西園寺家の一角にある賃貸スペースで仮住まいをしている。
火事によって自宅マンションに住めなくなった楠見は、家が決まるまでホテルを利用するはずが、それを嫌がるルカ。仕方なくマンガ喫茶で寝泊りを……と考えていたところで西園寺が救いの手を差し伸べたのだ。第1話では保育園でのお迎えシーンや、駄々をこねるルカを楠見が叱る場面が。第2話でも、楠見が抱っこひもをして家事をする姿と、育児に家事に奮闘するパパとしての姿が描かれている。
放送が始まると、ストーリーはもちろんのこと、松村と倉田による“楠見親子”にも大きな注目が集まっている。ドラマの公式Instagramでは、楠見親子の様子が投稿されており、たとえば7月18日の投稿では、本番前に風が出る空気清浄機を覗き込むようにして「やい、やい、やい、やい……」という倉田と一緒になって遊ぶ松村。床をコロコロクリーナーをかける楠見の後ろ姿も映し出されたが、監督の「OK!」が出るなり、後ろを振り返った松村は笑顔を浮かべていた。きっと掃除をしながらくすっと笑っていたのだろう、そんな自然な表情が印象的だ。
ドラマの制作発表会見でも、松村は倉田と手をつないで登場。会場に集まったたくさんの人を前に緊張した様子の倉田をサポートしていた。松村が耳打ちした言葉を倉田がそのまま喋る場面のほか、松村がこまめに髪を整えてあげたり、倉田を膝の上に座らせて安心させたりと、まるで本物の親子のよう。そのたびに会場からは「可愛いすぎる……」といわんばかりの、唸るような声が漏れ聞こえてきた。
また、松村が出演した7月13日放送のラジオ番組『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)でも、今作を通して芽生えた倉田への愛を父親さながらのテンションで熱弁をふるった。松村がサクランボをあげたところ、それを食べた倉田は「瑛茉ちゃんサクランボ大好き」と語るも、倉田の実母によればこれまでサクランボを食べたことがないことが判明。松村は「今、俺が持ってきたサクランボで、人生初のサクランボを食して、そして今、新たな好物ができた瞬間を、この一部始終がすべて俺の膝の上で行われてるわけよ」と興奮気味語っていた。
初めて笑った、初めて歩いた……そんな彼女の成長を一つひとつ喜んできた延長上のようなテンションで語る松村。弾む声からは、これまでラジオで語られてきたさまざまなエピソードトークとはまた違った心情が伝わり、今作をきっかけに親心のようなものが芽生え、子の成長を心の底から喜ぶ親のようであった。