Girls²はファンに光を与え続ける 涙と笑顔に溢れたデビュー5周年記念、代々木第一体育館ワンマン
「Countdown feat. APOKI」「80's Lover」では、スタンドマイクを使ってクールにパフォーマンス。続く「CLICK」ではヘッドセットに切り替え、キレ味の鋭いダンスを見せる。山口は全身を大胆に使った動きで観客の視線を釘付けにし、増田はしなやかで美しい姿で観客の心を掴んでいく。ここで、突如ステージ中央にDJブースが現れ、原田によるDJタイムがスタート。会場は緑のペンライト一色に染まる。全員が声優を務めたアニメ「ガル学。~聖ガールズスクエア学院~」の楽曲をMIXして流し、会場を大いに盛り上げる原田。観客はタオルを回し、飛び跳ねて会場を大きく揺らした。
「おーはー!」の挨拶から、小田、隅谷、鶴屋、小川、増田が勢いよくステージに現れ、『おはスタ』(テレビ東京系)のテーマソング「走れ!月火水木金曜日!」を披露。2019年リリースの楽曲にもかかわらず、すさまじい会場のどよめきは、長い間彼女たちを応援しているファンの多さを物語っていた。続いて、菱田、原田、山口が、同じくおはガール from Girls²としてリリースした「SUPER☆OHA☆TIME! 2021」をパフォーマンス。弾けるような笑顔とエネルギッシュなダンスでとびきりの元気を届けた。
再び8人のステージに戻った後は、2nd EPのタイトル曲「大事なモノ」、5th EPのタイトル曲「Good Days」など、これまでの5年間の歴史を振り返る名曲を次々に披露。最高潮まで盛り上がったところで、本編ラストは、2ndフルアルバム『We are Girls² - Ⅱ -』のリード曲である「Magic」で締めくくる。色とりどりに輝く紙吹雪が舞う美しい光景を残し、8人はステージを後にした。
止まないアンコールに応え、再び登場したメンバーは、1st シングル「ダイジョウブ」を、デビュー当時の衣装をリメイクしたスタイルでパフォーマンス。蘇る懐かしい思い出と成長した彼女たちの姿は、観客の胸に熱い感動を巻き起こした。
ここで、メンバー一人ひとりが、今の思いを涙ながらにファンへと伝える。
「この場所でのライブは5周年で一番大きなイベントだったと思います。みんなで高め合いながら準備して、止まっちゃったこともあったけど、支え合いながら本番を迎えられました。本番前は緊張していたけど、出てきたときのみんなの歓声や盛り上がりで、本当に良いライブにできたと思います」(増田)
「ここに居る皆さんと出会えてよかった、このメンバーでよかったと改めて思います。青春時代をGirls²に使ってきて、楽しいだけじゃやってこれない時期もあった。自分を見失ったり、自分もメンバーも信じられなくなったり、ファンの皆さんに辛い思いをさせたこともあった。だけど傍で支えてくれる皆さんがいるから活動することができています。これからも全力でこの8人で進むので、ずっと隣に傍にいてほしいです」(山口)
「嬉しいことも悲しいこともたくさん経験してきた。色々な試練も乗り越えられたのは、メンバーやファン、友達、家族のおかげです。私ももっとみんなへパワーを与えられる存在になりたい。私はGirls²のメンバーで本当に良かった。みんなの人生に関われて幸せです」(菱田)
「5年間の感謝や思いを全部ぶつけたので、『人生の中で一番いいライブだった』と思ってくれたら嬉しいです。実は今日、私が地元にいるときから15年以上見守ってくれていたスタッフさんが最後なんです。すごく寂しいですが、その人にも伝わってたら嬉しいな。まだまだGirls²はトップを目指していきます。大丈夫、安心して。Girls²はみんなのこと大好きだし、これからもずっと傍にいます。信じてついてきてください!」(小川)
「このステージに来て、みんなが笑顔で私の居場所を守っていてくれた。DJができたのも、『見たい』っていうみんなの言葉がたくさんあったからです。初めてのファンがみんなですごく嬉しいし、今のファンのみんなじゃなかったら続けられていたかわからないです。こんな私をいつも支えてくれてありがとう」(原田)
「今日会場を見た瞬間、『Girls²を好きでいてくれる人がこんなにいるんだ』って本当に嬉しかったです。私は小学4年生から芸能活動をしてきて、学生の時間を全て活動に注いできました。挫折しそうになった時期も、皆さんの応援のおかげで乗り越えられました。今はステージで歌って踊ることが本当に楽しいと感じています。みなさんにもっともっと笑顔とパワーを届けたいです」(小田)
「半年前からずっと練習も頑張ってきたけど、直前で喉をやられてしまって……なんとかこのステージに立てるようにと、みなさんが応援の言葉をくれたり、スタッフさんも色々対応してくれたりして。私は歌手なのに歌えなかったらどうしようってすごく落ち込んでたんですけど、メンバーが支えてくれたり元気づけてくれたりして、このグループで良かった、私は周りの方々に恵まれているなと改めて思いました。みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」(隅谷)
そして最後に、リーダーの鶴屋がメンバーへの手紙をサプライズで読み始める。
「5年間本当にありがとう。一緒にここまで続けてこれたことが嬉しいです。私たちはドラマの役として集まったところからスタートして、環境や考え、目標、違うところもいっぱいあった。でもだからこそ面白くて、いつの間にか一緒にいることに意味を感じる大切な存在になっていました。今一緒にいられているのは、周りの方の支えやファンの方の応援のおかげであり、みんなが自分自身を認める強さと周りと受け入れる優しさを持っているから。やりがいや楽しさもあれば、心を許しているからこそ出てしまう甘えで傷つけてしまうこともあって、今まで色々な感情を抱えてきたよね。支え合いながら一つずつ乗り越えてきた。ここまでやってきたGirls²はとっても強いし、みんなとの日々は誇らしく、私のかけがえのない宝物です。今日で5周年ライブが終わって、この先どんな景色が待っているかわからないけど、初心と感謝を忘れないで最高に楽しい未来を歩んでいこうね。不安なことがあっても立ち止まってしまったとしても、みんながいるから大丈夫。出会えてよかった。いつでも大切に思っています。5年間ありがとう。これからもよろしく!」(鶴屋)
メンバーが号泣する中、ファンに向けても温かいメッセージを送る鶴屋。「このステージまで連れてきてくれて本当にありがとう。5周年のお祝いをこんなにたくさんの方と一緒にできることがすごく嬉しいです。歌とかダンスが大好きという気持ちでスタートしたけど、その大好きなことで誰かが笑顔でいられる時間とか明るい気持ちとか、ポジティブになれる時間が増えたらいいなと思っています。これからもGirls²がみんなの光になれるように。Girls²に出会ってくれて本当にありがとう。これからも応援よろしくお願いします!」と全力の思いを伝えた。
お互いの思いを確かめ合って迎えたラストは、Girls²の代表曲「チュワパネ!」。涙で濡れた顔に輝く笑みを浮かべながら、最後まで8人で全力のパフォーマンスを届け、約2時間半の濃密なライブは終わりを迎えた。
今年一年をかけて、5周年のアニバーサリーイヤーを駆け抜けるGirls²。その一環として、今回のライブのスピンオフ企画として、全国6都市を巡る、モバイルファンクラブGL² family、及びメッセージアプリGL²friendの会員様限定のイベント「We are Girls² -The Live - Mini!」by GL² family & friend の開催が決定。Girls²の歩みは決して止まらず、さらに多くのファンの元へ、笑顔と勇気を届けていく。
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