少年忍者、ONE N' ONLY、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVER……TikTok活用がボーイズグループ躍進の鍵に?

 今月29日で、ジュニアの公式TikTokアカウントが開設されてから早くも1年が経つ。HiHi Jetsや美 少年をはじめとする人気グループのメンバーから、まだグループに所属していない年齢の低いメンバーまで、時にはグループの垣根を超えながら幅広いメンバー達が毎日の投稿を続けている。TikTokは今や若者の流行を作り出すメインコンテンツであり、TikTok内で“バズる”ことが人気獲得の大きなチャンスとなり得るものだ。特にジュニア独自の動画投稿サービスであったISLAND TVが昨年末に終了して以来、ジュニアのTikTokアカウントはさらに活発になっているように感じられる。

 そんなジュニアのグループの中でも特に多彩な動画を投稿しているのが少年忍者。21人組というボーイズグループ界でも類を見ないほどの大所帯の彼らは、先月に横浜アリーナでの単独コンサートを成功させ、着実に人気を手繰り寄せているグループだ。少年忍者最年長の元木湧は2001年生まれ、最年少の小田将聖は2006年生まれ。まさに“Z世代”と呼ばれている流行の中心となり、インターネットの動向に敏感なセンサーを持つ年代の彼らのTikTokの投稿はとにかく幅広く個性豊かだ。

@jr_official_tiktok もうすぐ夏だし、あおきくんに恋やけしちゃう?💘 #青木滉平 #少年忍者 #なにわ男子 #恋やけどめ ♬ 恋やけどめ - なにわ男子

@jr_official_tiktok 「雪山ストリートスナップ」 素敵なお兄さんを撮影させていただきました。 #ストリートスナップ #黒田光輝 #元木湧 #少年忍者 #雪山 #streetphotography #photography ♬ Pieces (Solo Piano Version) - Danilo Stankovic

 例えばキラキラアイドルを貫く青木滉平は流行りのアイドルソングに周到に目を付けており、最近ではなにわ男子の西畑大吾と大西流星による「恋やけどめ」やきゅるりんってしてみて「らぶきゅん♡うぉんてっど」などを踊った動画に可愛らしいテキストを添えて投稿していた。ギターを特技とする鈴木悠仁は弾き語りでSaucy Dog「いつか」や椎名林檎「丸の内サディスティック」などの楽曲たちをカバーし、たくさんのいいねを集めている。他にも元木と黒田光輝が雪山でストリートスナップのパロディをした面白動画から、ダンスプラクティスのような引きの画角で撮影した本気のダンスカバーまで、それぞれの個性や特技を伸び伸びと発揮する動画が見られる。

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