BE:FIRST RYOKI=三山凌輝、朝ドラ『虎に翼』にかける熱い想い 持ち前のキャラで乗り切る大舞台

 一方で、大舞台だけに緊張もあった様子。主演を務める伊藤のインタビューを見ると、はじめは緊張していたとのこと。伊藤は「私は昔から先輩ぶることに抵抗があり「緊張しているの?」と声をかけられないので、監督から声をかけていただけるようにしました」とさりげないフォローをしていたことを明かしている。さらに、「『頑張れ!』と思いつつも、普通の話をしていたほうが緊張もほぐれるかなと思い、この前ライブツアーで北海道に行っていたようなので『北海道のどこでなにしたの?』とか作品には全然関係のない話をしていました(笑)」と続けていた。こうしてRYOKIは先輩となる共演者や監督に支えられていることもあって、いい演技ができているのだろう。

 とはいえ、「凌輝くんが現場に慣れるのは、すごく早かったですよ」、「突然、監督が現場に来て『あいうえお!かきくけこ!』と大きな声でやり始めて、凌輝くんもそれに乗っかり謎に『あいうえお!』がスタジオで響き渡る時間があって(笑)。そのあたりから凌輝くんの手の震えが収まり、今ではみんなとワイワイ喋っています」という伊藤の話を見ると、さすがRYOKIと唸ってもしまう。スムーズにチームに溶け込めているのも、持ち前の人懐っこさとノリの良さがあってこそなのだろう。

 41話でのRYOKIの登場を受け、SNS上には歓喜の声が多く見られた。たしかに、直明の登場は新鮮さと安心感があったように思う。また、番組公式InstagramにRYOKIの画像がアップされると、様々なコメントが書き込まれている。同ドラマで彼を知った様子の方も少なくない。これが入口となってBE:FIRSTへの注目度もさらに高まっていくことは想像に難くない。もちろんRYOKIが大舞台を無事完走できることを祈りつつ、今後の動きにも注目し続けたい。

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