春フェス活況、チバユウスケへの敬愛、岡崎体育&ヤバTのライブチケット券売……GWの音楽ニュース振り返り
ライブシーンでは、嬉しい報告も。岡崎体育は、自身がツアー『Zepp Tour 2024』を行うなかで、SNSで積極的にチケットの券売状況を公開していた。この公演はこれだけのチケットが残っている、という現実とともに、「これだけは言わないようにしようとしてましたが、もう言うしかない状況まで来ました!」とピンチの局面をリアルに投げかけていた。
随時、券売状況を報告しながら、ファンとのコミュニケーションも大切にし、伸び悩んでいたチケットはそこから売れ行きを伸ばすことになる。結果、見事チケット完売させた公演もいくつか報告されることに。GW中かつフェスも並行して各地で行われていた4月29日のZepp Fukuoka公演もチケットをソールドアウトさせた。アーティストのプロモーションのあり方として新たな可能性を提示しつつ、数字にこだわる心意気をみせた瞬間であった。
岡崎体育の盟友でもあるヤバイTシャツ屋さんも、5月11日・12日の2日間にわたって開催された『ヤバイTシャツ屋さん “スペインのひみつ解明 ONE-MAN SHOW” in 志摩スペイン村 ~ザ・リベンジ~』のチケットの券売に力を入れ、岡崎体育同様、SNSで積極的に告知。また、SNSのみならずメディアへの出演にも精力的で、こやまたくや(Gt/Vo)は、5月3日に朝の情報バラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)に出演し、トーナメント形式でNintendo Switchのゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の対戦企画に登場し、その前後で志摩スペイン村貸切ワンマンの券売告知を行ったのだった。梅田サイファーのKZや美 少年の浮所飛貴なども参加した今大会、こやまはキングクルールを使用して対戦に挑んだが、早々一回戦で敗退となった。
このようにGW期間もさまざまなニュースが飛び交った音楽シーン。いわゆる“コロナ禍による自粛”が撤廃されたこともあり、ライブやコンサートに注力するアーティストが多くなった印象だ。結果、今年のGWはライブにまつわるニュースが大部分となった。ここから夏にかけても、ライブ・フェスをはじめ、大きなトピックが続いていくので、今後のシーンに注目していきたい。
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