3月1日に発売された『FINEBOYS+plus BEAUTY』（日之出出版）の表紙をAぇ! group・末澤誠也が飾っている。艶めいた凛々しいメイクを施してカメラを鋭く見つめる眼差しが目を引き、書店で目が合えば思わず手に取ってしまうような一枚。誌面ではグループの衣装を担当することもある彼がファッションについて語っており、必読のインタビューとなっている。2024年が始まってから早くも2カ月が過ぎ去った今、彼の今年の活躍をおさらいしたい。

　まずは何と言っても初めてのドラマ主演を務めた『彼女と彼氏の明るい未来』（MBS／関水渚とのダブル主演）。1月11日に放送が始まり、2月22日に最終回を迎えた。ブラックラブコメディというジャンルで難しい設定の作品だったように感じていたが、超ネガティブな主人公・青山一郎を見事に演じ切った。特に第6話、青山の恋人・佐々木雪歌役の関水渚と喧嘩をするシーンではふたりの感情がリアルにぶつかり合う様子が話題となった。実はこのシーン、2月22日にドラマの公式Instagramで行われたインスタライブでアドリブシーンの有無について質問が届いた際には末澤が「結構アドリブは多かったよね。6話の喧嘩のシーンはアドリブです。こういうことは言ってほしいっていうのは決められた上で言葉は一言一句決められていなかった」と答えており、視聴者に大きな衝撃が走った。

　また、放送初日には電波ジャックとして『こんちわコンちゃんお昼ですょ！』（MBSラジオ）、『よんチャンTV』（MBS）にゲスト出演し、貴重なバラエティへの単独出演となった。ドラマのBlu-ray&DVD BOXは今年7月31日に発売を予定しており、作品の世界にまた没入できることを楽しみにしたい。

　そんなドラマ出演があったこともあり、冒頭に記した『FINEBOYS+plus BEAUTY 』以外にも書店で顔を見られる機会がたくさんあった。2月15日に発売された『QLAP！』（音楽と人）3月号も単独で表紙を飾っており、ドラマの撮影秘話などを赤裸々に語っている。他にも『Dance SQUARE vol.60』（日之出出版）では末澤の恩師である屋良朝幸、草間リチャード敬太と、『steady.』（宝島社）3月号は正門良規とともに表紙を飾り、『BEST STAGE』（音楽と人）3月号では小島健、佐野晶哉とともに裏表紙に抜擢。そして3月13日発売の『anan』2389号（マガジンハウス）にてジュニアとしては異例のソロ表紙を末澤が飾る。