Ayumu Imazu「Obsessed」がSEVENTEEN、RIIZEらダンス動画でバイラルヒット 解放感と共感性の高さ
Ayumu Imazuの新曲「Obsessed」がバイラルヒット。アーティスト自身の知名度もさらに上がり、本格的なブレイクが間近に迫っている。
自らのTikTokアカウントに「Obsessed」のデモを投稿したのは昨年の10月26日。以降、リリース前にも関わらず、同曲を使用した数多くのダンス動画やVlog(ビデオログ)が投稿された。その後、著名なダンサーやアーティスト、芸人などもこのムーブに加わったことで、10〜20代を中心に瞬く間にシェアが加速。1月24日に正式にリリースされたことをきっかけに、さらなる拡大につながった。その理由をシンプルに言うと、心地好く乗れるグルーヴと共感度の高いリリックということになるだろう。
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まずはAyumu Imazuのこれまでのキャリアを振り返っておこう。幼少期からダンスをはじめ、2014年の「スーパーボウル」におけるブルーノ・マーズのハーフタイムショーに感銘を受けた彼は、14歳の時に単身渡米。ニューヨークで3年半におよぶアーティスト留学を経験した。帰国後、本格的にアーティスト活動をスタートさせ、音源のリリースやライブを通して確実にファンダムを広げた。そして、2021年8月に「Juice」でメジャーデビュー。翌年の夏に1stアルバム『Pixel』を発表した。R&B、ヒップホップ、エレクトロなどを自由に行き来する音楽性、英語と日本語をナチュラルに混ぜたリリック、豊かな表現力をたたえたボーカリゼーションを含め、Ayumuの高いポテンシャルをあらためて証明してみせた。
Ayumuの最大の武器は、クリエイティブに関する多くの要素を自ら担えること。作詞、作曲、アレンジ、さらにコレオグラフを自身で行うことで、アーティストとしてのスタイルや世界観をよりダイレクトに表現できるというわけだ。セルフプロデュースに近い形で、さまざまなジャンルのクリエイターや音楽家とコラボを重ねながら活動の幅を広げているのも彼の特徴。花村想太(Da-iCE)とのコラボ曲「Don't Mind Me (feat. 花村想太 from Da-iCE)」、NOAの楽曲に参加した「Just Feel It feat. Ayumu Imazu」や、Novel Coreとの「ex feat. Ayumu Imazu」なども、彼の存在を広めた要因のひとつだろう。