Stray Kids、LE SSERAFIM、SEVENTEEN、MISAMO、NewJeans……『紅白』ならではのステージを振り返る

MISAMO “Do not touch” M/V

 TWICEの日本人メンバー MINA(ミナ)、SANA(サナ)、MOMO(モモ)の3人で結成され、ユニットとしては今回が『紅白』初出場となったMISAMOは、1stミニアルバム『Masterpiece』よりリード曲「Do not touch」を披露。冒頭から息ぴったりのダンスを繰り広げると、「自分たちを美術品に例えた」という楽曲のコンセプトを表情も含めて最後まで完璧に表現しきり、3体の美しい彫刻がひと時の夢を私たちに見せてくれているかのような芸術的なステージを作り上げた。

NewJeans (뉴진스) 'OMG' Official MV (Performance ver.1)

 同じく『紅白』初出場のNewJeansは、HANNI(ハニ)らが「今日のためにスペシャルなステージを用意してきた」と挨拶してから、「NewJeans Special Medley」をパフォーマンス。「OMG」「ETA」「Ditto」と、2023年に世界の各種チャートを席巻した3曲をショートバージョンで披露した。『Lollapalooza』など世界のステージを経験している彼女たちは、『紅白』でも自然体ながら随所にスキルの高さを感じさせる圧巻のダンスを披露。会場で彼女たちのパフォーマンスを見守っていたファンが楽曲に合わせて掛け声を入れる姿も見られ、大きな盛り上がりを生み出した。

 そして、最後に触れておきたいのが、『紅白』の見どころの1つであるコラボステージだ。ディズニー100周年を記念したスペシャルメドレーでLE SSERAFIMとStray Kidsが登場しただけでなく、YOASOBIが「アイドル」を披露した際も、一夜限りの贅沢なコラボレーションを見ることができ、大きな話題を集めた。特に「アイドル」のラストのサビでは、ano、櫻坂46、JO1、Stray Kids、SEVENTEEN、NiziU、NewJeans、乃木坂46、BE:FIRST、MISAMO、LE SSERAFIMらが一堂に会し、笑みを浮かべながら楽しそうにパフォーマンスする姿は壮観だった。『紅白』ならではのコラボに目が釘付けになってしまったという方も多かったのではないだろうか。

 今をときめく国内外のアーティストがそれぞれの魅力を発揮し、個別のパフォーマンスやコラボステージで活躍を見せた『第74回NHK紅白歌合戦』。今回のテーマ「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」にふさわしい一夜限りのステージが繰り広げられていた。

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