Travis Japan 川島如恵留、ユニット曲のメンバー分けに見るグループ愛 理想を叶える原動力にも

 今回のユニット曲のメンバー分けに加え、来年1月4日から始まる全国ツアー『Travis Japan Concert Tour 2024 Road to Authenticity』でも、川島が総合演出を担当することが発表された。発表翌日に、川島は公式個人ブログ『のえまる』の中でも意気込みを熱く語っており、メンバーの意見を最優先したい旨を挙げていたことが印象的だった。川島の言葉から感じ取れることは、決してTravis Japanのステージすべてを自分自身の手で演出するということではない。むしろ、メンバーそれぞれがTravis Japanというグループでやりたいことを、できるだけ忠実に実現したい、という願望ではないだろうか。それは川島が、メンバー個々の魅力を熟知し、メンバーを愛し、Travis Japanの可能性を強く信じているからこそ、メンバー個々のグループに対する思いに寄り添いたい、という意志の表れでもある。

 一方で、自身がTravis Japanのファンである、という川島の言葉には、ファンの1人として、ファンの思いにも寄り添いたい、という気持ちもあるように感じる。川島にとって、Travis Japanに期待されるものに対し、1つでも多く実現することを自身の存在意義として考えているようにも見える。その意味で、川島が自身の理想に対して完璧主義な点は、あるいは結成当初から変わっていないのかもしれない。ただ、Travis Japanとして長い年月を過ごす中で、メンバーやファンに対して深まった愛情は、彼の深い思考力や観察力を伴って、今グループの理想を叶えるための原動力になっていると言える。

 年末から年始にかけて、Travis Japanのファンにとっては嬉しいことが目白押し。川島は7人の魅力を最大限引き出すべく、奔走することとなるだろう。その成果となる年末のアルバム、そして年始のツアーが今から非常に楽しみだ。

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