京本大我と中島健人に共通する奥深さ “王子様”と“オタク”のギャップが魅力に
11月7日発売の雑誌『POTATO』2023年12月号(ワン・パブリッシング)で、中島健人(Sexy Zone)と京本大我(SixTONES)がともに表紙を飾る。このツーショットが公開されたとき、「そう来たか!」と衝撃を受けた人も多いのではないだろうか。
というのも、中島と京本には数々の共通点があるのだ。
まずは、なんといってもビジュアル。“麗しい”という言葉を辞書で引いたら、2人の名前が出てくるのでは? と思ってしまうほどに麗しい。そんな彼らが、表紙では王子様風の衣装に身を包んでいるものだから、「リアル王子様だ……」とハッと息を呑んでしまった。
2人が「王子様」らしいのはビジュアルだけではない。筆者のなかでとくに印象に残っているのが、昨年1月に放送された『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)でのひとコマ。中島は、打ち合わせ中に立ちっぱなしだった若手スタッフに対し、「ずっと立っていてつらくなかった?」と聞き、去り際に「ファイト」とエールを送っていたのだ。しかも、ここで「座っていいんじゃない?」と言うのではなく、「プライドもあるだろうから、あんまり無理しないでね」と声をかけていたのが、“ケンティー”らしい気遣いだ。
京本もまた、粋な気遣いができる人物だ。たとえば、2018年に松村北斗が語っていたエピソード。『Summer Paradise 2018』で、松村のソロ歌唱で機械トラブルが起きてしまったとき、京本は「ロックだし、全然ありだよね」と声をかけたという。それも、聞こえるか聞こえないか分からないくらいの声量で。優しさを押しつけるのではない。相手がほしいときに、その優しさの花を摘めるように、そっと種をまいておく。そんな気配りは、本当に優しい人にしかできないことだと思う。
そんな2人だが、オタクっぽい部分を持っているのが奥深い魅力だ。