龍宮城、メンバー総出演ドラマでチャンス掴むか? 過去にはSixTONES、げんじぶらの例も

 10月、続々と新ドラマがスタートし、話題になっている。

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 そんな中で7人組オルタナティブ歌謡舞踊集団・龍宮城のメンバーが全員出演する『秘密を持った少年たち』(日本テレビ系)が10月6日よりスタートした。

 これまでにもグループのメンバー全員が出演するドラマは多数あったが、その魅力とはなんなのか。これまでのドラマを振り返りつつ、紐解いていきたい。

昔から多くあるメンバー全員出演ドラマ

 遡ると1995年にはV6のメンバーが出演した『Vの炎』(フジテレビ系)、1999年には嵐のメンバーが出演した『Vの嵐』(フジテレビ系)がある。バレーボールワールドカップのイメージキャラクターである彼らが主演を務めたバレーボールドラマだ。このタイミングでデビューとなった彼らだが、大会のアピールと共に、グループ自体のアピールともなっている。

 たまに変わった設定が組み込まれることもあるが、初めてグループを見る人にとってはメンバーを知るには良い機会となっていたように思える。

デビュー前のSixTONESが出演した『私立バカレア高校』

 2012年に放送された『私立バカレア高校』(日本テレビ系)。こちらには、後にSixTONESを結成する森本慎太郎、松村北斗、田中樹、京本大我、ジェシー、髙地優吾が出演。ほかには当時AKB48のメンバーだった島崎遥香、光宗薫、永尾まりやなどが出演している。原作は秋元康によるものだ。

 ヤンキーが揃う男子高校「馬鹿田高校」が学業優秀なお嬢様たちの名門女子高「第一カトレア学院」に吸収合併され、その中で両校に亀裂が生まれ……というストーリー。

 当時、森本らの存在はファンの間では有名だったものの、グループ結成前ということもあり、一般知名度が高いとは言えなかった6人にとってファンの裾野を広げるきっかけになったと言えるだろう。このドラマをきっかけにSixTONESが結成され現在の活躍まで続いており、6人にとってこの作品が人生の転換期となったのは間違いなさそうだ。

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